こんにちは、タイの晩ごはんです。
牛食文化がないタイではあまり牛肉が流通していませんが、それでも最近は少しずつオージービーフなどを近所のスーパーで見つけられるようになりました。
ただ、塊肉と違って意外とレシピの幅が狭いのが牛薄切り肉(自分だけ?)
そこで今回は、牛薄切り肉を使ったミルフィーユ牛カツにチャレンジしてみました。
【ミルフィーユ牛カツの材料(2人前)】
- 牛薄切り肉:200~300グラム
- 卵:1個
- 小麦粉:適量
- パン粉:適量
- 塩・胡椒:適量
【ミルフィーユ牛カツの作り方】
- 牛の薄切り肉を重ね合わせる。
- 重ね合わせた肉の表面に塩・胡椒をふって下味をつける。
- 肉に小麦粉・溶き卵・パン粉の順番で衣をまとわせる。
このとき2人前くらいの分量なら、上の写真のように一枚の皿でまとめてやっちゃった方が洗い物も少なくて楽ちんです。 - 180℃の油で揚げる。衣がこんがりきつね色になったら完成。
トンカツと違って牛肉なので、万が一レアでも大丈夫。予熱でも火が入るので表面がきつね色になったら上げ時です。
ソースはデミグラスソースがあれば一番良いのですが、ケチャップとウスターソースを1:1で混ぜ合わせたものでも十分美味しくいただけます。
見た目はちょっとメンチカツっぽいですが、頬張ると口の中に凝縮された牛肉の旨味が広がります。もちろん、トンカツとは全く別の味わい。
ステーキとはまた異なる、幸せ感が半端ありません。
揚げ物なのに全くクドくなく、200グラムくらいなら1人でもペロリといけちゃいます。
やっぱり牛肉って、お肉界のヒエラルキーの頂点に立つ存在なのでしょうか…。
牛肉のカツなんて贅沢な気もしますが、牛肉文化の関西ではわりとポピュラーな揚げ物。それでもごちそうには違いありませんけどね。
安い牛薄切り肉が手に入った時などに家で作れば、絶品のミルフィーユ牛カツが手軽に食べられます。
揚げる手間さえ惜しまなければ、家でも簡単に作れるミルフィーユ牛カツ。
ぜひ一度お試し下さい!
今日もごちそうさまでした。