こんにちは、タイの晩ごはんです。
日本ではGoToキャンペーンの一時停止が決定となりましたが、タイでは引き続き国内旅行を促進するプロモーションが継続中です。
このように、世界的なコロナ禍の中でも経済活動が以前の状態に戻りつつタイですが、それに伴い気になることが。
それがバンコクの大気汚染です。
ここ数年、社会問題にもなっているバンコクの大気汚染ですが、コロナによって非常事態宣言が発令され、人の動きや社会活動も制限された期間中はずっと青空が広がっていました。
ところが、ここ数日は以前のような状態に元通り。
これは今朝の様子ですが、別に天気が悪いわけではありません。
タイ・バンコクは現在のシーズンは乾季で、雨が降ることはめったにありません。ところがここ数年は青空が広がるはずのこの時期に、大気汚染によって街全体がガスに覆われたような状態で、皆の心も曇らせてきました。
その原因はPM2.5。
工場や自動車の吐き出す微小の有害物質が、バンコクの大気汚染の原因と言われています。
実際、リアルタイムで大気汚染をチェックできるサイトでバンコクの今日の大気(PM2.5)の状態を確認してみると…
真っ赤よりもさらに酷い紫、「非常に健康に悪い」数値になっています。
昨年はAQIが180前後で小学校などが臨時休校になっていましたが、今日の状態はさらに悪い。
コロナで抑えつけられていた反動が出ているのでしょうか?
この状態が続くようだとかなり心配です。
タイがコロナのダメージから抜けつつあるのは喜ばしいことですが、それによって大気汚染が進むのも困りもの。
コロナだけではなく、大気汚染から身を守るためにも、お出かけの際にはマスクを忘れずに!