こんにちは、タイの晩ごはんです。
日本での感染拡大が止まらない新型コロナウイルス。
ここタイでは非常事態宣言こそ出されたものの、コロナの抑え込みにこれまでずっと成功していました。
そんな中で昨日、衝撃的なニュースが飛び込んで来ました。
バンコクに隣接するサムットサコーン県が、12月19日から1月3日までにかけてロックダウンを行うというのです。
以下、記事を引用します。グーグルによる自動翻訳のため、若干おかしい部分があるのはご了承下さい。
12月19日の21:00に、タイ放送テレビ放送局(NBT)がサムットサコーン県での新型コロナウイルスの状況に関する記者会見をライブ配信しました。
サムットサコン県ではこれまで13人の感染者が発見されていましたが、さらに516人の新型コロナウイルス陽性者が発見されました。県内のエビ市場や園周辺で感染者が拡大しています。
この事態を受け、サムットサコーン県知事は、12月19日から1月3日にかけてのロックダウンを発表。県外への移動や夜間外出の禁止令を発令しました。
上の記事ではかなり強いロックダウンの様子が伺えますが、別の記事ではこんな風に伝えています。
一時的に閉鎖される州の他の場所には、あらゆる種類の娯楽施設、スポーツスタジアム、ボクシングスタジアム、学校およびその他の教育機関、チュートリアルスクール、ショッピングモール、映画館、スパが含まれます。
レストランやその他の食品店はテイクアウトでのみの営業に限定され、コンビニエンスストアは午後10時から午前5時まで休業します。
サムットサコーン県での感染者の急増は、タイではパンデミックが始まって以来、最大の数でした。
今週初めに、市場でエビの卸売業を営む67歳のタイ人女性に、最初の感染が検出されました。彼女は国外に旅行したことがありませんでしたが、タイ人とミャンマー人の両方の3人の家族と5人の市場労働者を含む、他の8つの感染症が彼女に関連しています。サムットサーコーンの水産業は、ミャンマーからの何千人もの移民労働者を雇用しています。ミャンマーで9月以降、新型コロナウイルスの症例が急増していることを考えると、アヌティン・チャーンビラクル公衆衛生相は金曜日に、感染は地元の移民コミュニティで発生した可能性があると示唆しました。
こちらの記事が伝えているところによると、施設の封鎖こそなされるものの、県内外への移動は可能のような…。
ただ、いずれにせよ県内のエビ市場とミャンマー人コミュニティを中心に新型コロナウイスるの感染が広がっている可能性が高いようです。
ここタイは12月でも最高気温が30℃まで上がるものの、乾季のため空気はカラッと乾燥しています。もしかしたらこのことも、新型コロナウイルスの感染拡大の一因になっているかもしれません。
それにしても、ここに来てタイでも新型コロナウイルスの拡大…。
あまりにも急なロックダウンのような気もしますが、感染拡大の兆候が見られた時に、すぐに思い切った対策をとることによって、今後の感染を抑え込むことができるかもしれません。
日本での第三波だけではなく、タイの今後の様子にも注視していきたいと思います。
【追記】
この記事を書き終えた後、在タイ日本大使館から今回の措置についてのメールが届きました。
以下、そのメールの引用です。
・12月17日、バンコクの西隣サムットサコーン県内の海産市場
において新型コロナウイルス感染者が発見されて以降、大規模な検 査が行われた結果、19日夜、タイ保健省は同県における548名 の新規感染者を発表しました。
・同日夜、サムットサコーン県当局は、右を受け緊急会見を行い、外国人の同県への出入境禁止等の制限措置を発表しました。制限措 置についての概要は以下のとおりです。
・今後の発表等により変更の可能性もありますので、最新の情報収集に努めて下さい。
●12月19日から1月3日までの以下施設を閉鎖する。
中央エビ市場、娯楽施設、教育機関、運動場、ムエタイ場、その他多くの人々が集まる施設。
●同期間、食堂についてはテイクアウトのみ営業を認める。なお、病院、ホテル内及びショッピング・センター内の飲食店の営業は引 き続き可能とする。
●同期間の午後10時から翌朝5時までの外出制限について協力を要請する。
●外国人の同県への出入境を禁止。タイ人の同県への出入境についても、事前にサムットサコーン県に届け出ること。
やはり、12月19日~1月3日までのロックダウンによって、サムットサコーンでの移動が著しく制限されているようです。
サムットサコーンには友人もいるのですが、しばらく会うのは難しそうですね…。