こんにちは、タイの晩ごはんです。
バンコクでお昼を食べるのに便利な場所と言えば、モールやスーパーに併設されているフードコート。
種類も様々で値段も手頃、何より清潔で涼しい!ということで、我が家もしょっちゅう利用してます。
しかしこの日フードコートに向かっているところに目に飛び込んできたのが、使い捨てのプラ容器に入った、いかにも美味しそうなクイッティアオを手にモールの中に入っていくお兄さん。
これを見て、ピン!ときました。
場所は、ノンタブリーのティワノンエリアにある「Big C ティワノン」という、ちょっとしたショッピングモール。
実はここのBig C、駐車場内にいくつかの屋台が集まった屋台村のようなものがあるんですね。
以前から気にはなっていたのですが、ついつい習性でフードコートで済ませてしまっていました。
しかし、これではいかん!
ということで、屋台村に突入してみることにしました。
先ほどのお兄さんが手にしていたクイッティアオは、きっとこの屋台で購入したものでしょう。
当然のごとくタイ語オンリーのため、食べたいものを指さしてオーダー。お店の人が奥にいて難しい場合は、写メに撮って共有します。
お願いしたのは、左から二番目、「เนื้อตุ๋น-สด」というもの。Google翻訳では「牛肉の煮込み - 新鮮」となっていました。
注文が通ると、チャチャッと作ってくれます。
スープの中にはゴロンとした肉塊が浮かんでいて、いかにも良い出汁が取れていそう。
これは、期待できそうです。
はい、こちらが牛煮込みのクイッティアオです。
牛肉の煮込みと言えば、スワンプーンで食べて以来、やみつきになっているもの。
同じくノンタブリーにある「อาเหลียง ก๋วยเตี๋ยวเนื้อตุ๋น」のビーフヌードルは極細麺のセンミーでしたが、こちらのは普通のセンレック。
まさか、こんなところで再びビーフヌードルに出会えるとは…。
決して少なくない感動を抑えつつ、スープを啜ってみると、これが美味い!
しっかりと出汁がきいていながら、どこかしら優しい、ホッとする味わい。
อาเหลียง ก๋วยเตี๋ยวเนื้อตุ๋นのスープは五香粉の存在が感じられますが、こちらのスープはいわゆるタイの一般的なクイッティアに近い。
これは日本人なら、全員好きな味じゃないでしょうか。
麺も自分好みのセンレックなので、文句なし。
肝心の牛肉もトロトロで、口の中が幸せ一杯になります。
一応、麺は大盛りでお願いしたつもりなのですが、普通の量?。
これで、60B(≒¥240)なり。
屋台として考えるとまあまあの値段ですが、ビーフヌードルとして考えると安い。อาเหลียง ก๋วยเตี๋ยวเนื้อตุ๋นは70Bでしたからね。
なによりこの美味しさなら、大満足です。
こちらは別の屋台で購入した、おかず乗せごはん。
フードコートなら平たいプレートに盛り付けられるのですが、こちらのは使い捨てのプラ容器。
まさしく、ぶっかけ飯と呼ぶのがピッタリですね。
鶏肉のピリ辛炒めと、イエローカレーのあいがけ、ご飯を大盛りにしてもらって40B(≒¥160)。
値上げが続いているバンコクにあって、この値段は貴重。屋台バンザイですね。
味ももちろん、しっかり美味しい。
バンコクのおかず乗せご飯に、ハズレはありません。
フードコートでいただける料理は、よく言えば安定しているのですが、代わり映えがしないとも言えます。
もちろん涼しくて快適なフードコート無くては困るのですが、今日は屋台村にチャレンジしてみて大当たり。
Big C ティワノンの屋台村は全体が大きなテントの下にあるので、日差しもしっかりしのげますからね。
我が家からも近いので、これからもちょくちょく利用することになりそうです。
今日もごちそうさまでした。