こんにちは、タイの晩ごはんです。
年中暑いここタイですが、我が家ではよく鍋をします。
鍋にもいくつかのレパートリーがあるのですが、ある意味、タイならでは?と思っているのが、鴨鍋です。
というのも、タイでは鴨がよく食べられていて、スーパーでも簡単に手に入るんです。
このように。
この一角は全部、鴨肉です。
鴨胸肉やミンチ、手羽、くちばしなんかも並んでいます。
正確に言うと「鴨(マガモ)」ではなくて「アヒル」なんですけどね。
ただ日本でも鴨肉として流通しているのは、ほとんどがアヒルなんですって。
何しろ、マガモを家禽化したのがアヒルですからね。アヒルを漢字で書くと「家鴨」となります。
イノシシと豚の関係のようなものでしょうか。
それはともかく、この鴨肉を使って鴨鍋を作ります。
この日は胸肉が約250グラムで70B(≒¥280)、ミンチが280グラム47B(≒¥190)でした。
安いですよね。
まずは、鍋に出汁を張ります。
この日は昆布と干し椎茸を使いましたが、何でも構いませんし、何なら粉粒ダシでもOK。
出汁を取った椎茸と人参をみじん切りにしたものをミンチに加え、砂糖、塩、酒、卵、醤油で味付け。つなぎの片栗粉も加え、てつみれにします。
軽く沸騰させた出汁に鴨のつみれを丸めて入れて、火を通します。
つみれが浮かんできたら、火が入ったしるし。
だし汁に砂糖、塩、酒、薄口醤油で味付けします。具材が入るので、ちょっと濃いかな?くらいでちょうど良い。
後はお好みの具材を入れて、1~2mm位の厚さにそぎ切りにした鴨胸肉を加えて、フタをして弱火で火を入れたら完成!
こちらが、我が家の鴨鍋です。
胸肉を噛みしめると、鴨肉独特の野性味あふれる風味が口の中に広がります。
苦手な人もいるかと思いますが、これが鴨肉の醍醐味ですよね~。
柚子胡椒をちょびっとつけて食べても最高。
鴨つみれは、胸肉よりもさらに食べやすい。
でも、ちゃーんと鴨の存在感は残っています。
鴨肉、強し。
〆は蕎麦がベストなんですが、妻がそばアレルギーなので、中華麺を入れていただきました。
鴨鍋、本当に美味しいです。
外は暑い中、エアコンを効かせた中でいただく鍋というのも乙なもの。
鴨肉が手に入るのなら、この鴨鍋もぜひお試しください。
今日もごちそさまでした。