こんにちは、タイの晩ごはんです。
バンコクには2つの空港がありますが、そのうちもっぱら国内線とLCC(国際線含む)を担当しているのが、ドンムアン空港です。
これまでドンムアン空港とバンコク市内へのアクセスは、タクシーかエアポートバスをがメインでした。
ただ、タクシーは渋滞やボッタクリの心配がありますし、エアポートバスは観光客には利用しづらい。
そんなドンムアン空港に、タイ国鉄のレッドライン(SRTダークレッドライン)で簡単にアクセスできるようになりました!
実際に利用して分かった、レッドラインの利用方法をご紹介します。
タイ国鉄が運行するレッドラインは、バンコクの新たなターミナル駅となったクルンテープ・アピワット中央駅(バンスー中央駅)と、ランシットを結ぶ線です。
バンコク市内からレッドラインでドンムアン空港に向かう場合、まずはBTSかMRTを利用して、MRTのバンスー駅まで向かってください。
バンスー駅の改札を出ると、このようにレッドラインの乗り場を示す看板が見えるはずです。
その名の通り、赤い電車と矢印が示す方向に向かいます。
そのまま進んで行くと、クルンテープ・アピワット中央駅の改札に到着します。
普通にチケットを購入しても良いのですが、タッチレス決済付きのクレジットカードなら、カードをかざすだけでOK。ただし、JCBは不可となっています。
タッチレス決済は専用の改札口になっている点に注意。この水色の改札機を通ってください。
気になる運賃ですが、レッドラインはなんとどこまで乗っても20B!(≒¥80)。
実は現在バンコクは、慢性的な渋滞緩和のために、国が電車運賃を20B均一にする政策を進めています。
レッドラインは国鉄なので、率先して20Bにしたというわけですね。
このように、至るところで20Bをアピールしています。
改札を通ってすぐのエレベーターで上にあがります。
MRTバンスー駅経由でレッドラインに乗車する場合、導線は一本だけなので悩むことはないはず。
ホームにやってくる電車も、ドンムアン空港に向かうレッドラインの車両のみ。
ここが始発ですから、出発する電車にそのまま乗り込んでください。
クルンテープ・アピワット中央駅からドンムアン駅までは7駅、およそ20分で到着です。
駅到着後も、このように空港までの道順が様々な場所に表示されているので、その通りに進んでください。
駅と空港は、このように直結しています。
駅と空港の接続場所は、ドンムアン空港ターミナル2の南端。
空港入口から見て、向かって左側(北側)がターミナル1、右側がターミナル2となっています。
駅と空港の接続部は駐車場とも連結していて、ちょうどフードコートがある場所となっています。
このフードコート(Magic Food Pard)は街なかの食堂と同じ価格帯で食事ができますから、まずはここで腹ごしらえするのもおすすめです。
ドンムアン空港内のフードコートについて詳しくは、こちらをご覧ください。
ターミナル1が国際線、ターミナル2が国内線ですから、日本に戻る場合はターミナル1まで徒歩で移動しなくてはなりません。
フードコートを通り過ぎるとすぐにエレベーターがあるので、3Fに上がって移動してください。
バンコク市内からドンムアン空港へのアクセス方法は、以上となります。
日本から到着してバンコク市内に向かうには、ルートを逆に辿ればOK。レッドラインの駅へ向かうには、到着ゲートを出て左側となります。この場合も表示があるので、問題ありません。
バンスー駅からアソーク方面へはMRTで一本、BTSを利用する場合は、チャトチャック公園駅から乗り換えとなります。
渋滞も関係なく、料金もたったの20Bで利用できるレッドラインは、ドンムアン空港とバンコク市内へのアクセスを飛躍的に向上させました。
利用方法も簡単で、移動もとても快適。
ドンムアン空港をご利用の際には、レッドラインでのアクセスが絶対におすすめです!