こんにちは、タイの晩ごはんです。
昨晩はバンコクの中心部で行われたデモの影響で妻が家に帰れなくなったという話でしたが、一晩あけて状況は改善…どころか、さらにひどくなっていました。
夕方になって家の近所のタラート(市場)に晩ご飯の買い出しに出かけたところ、いつもと雰囲気が異なる。
家の前の道路が封鎖されていたんですね。
いつもならこの時間は渋滞で車がごった返しているんですが、ご覧の通りの有様。
なぜかと思って調べてみると、デモが行われていると言うじゃないですか。
車は通れませんが、バイクは問題ないので先に進んでみると、どんどん人が集まっています。
デモが行われていたのは、BTSのラップラオ駅、MRTのパホン・ヨーティン駅、そしてショッピングモールのセントラル・ラップラオが集まるエリア。
近くには長距離のバスターミナルもあり、地方からも人が集まりやすいということあって、デモが行われるようになったそうです。
それにしても、これまでバンコクのデモというと昨晩のように中心部で行われるものとばっかり思い込んでいたので、まさか我が家の目の前で繰り広げられるのには正直ビックリ。
それだけ、地方を含めてデモに参加する人が増えているということなんでしょうか。
騒ぎに巻き込まれなくたくなかったこと、そして今日はこのあと大事なオンラインイベントの予定があったのですぐにその場を後にしましたが、かなりの人が集結したようです。
最も多くのデモ参加者が集まるハーイェーク・ラップラオの現在の様子。#タイ #バンコク #デモ
— ANNGLE [日本語版] (@anngle_japan) October 17, 2020
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タイでは2014年のクーデター以来のデモとのこと。
タイ移住前のことなので当時のことはよく分かりませんが、実際に今この場所で暮らしていると、確かに時代のうねりを感じます。
このまま鎮静化するのか、それとも歴史が動くのか…。
デモには賛成も反対もできませんが、現地に住む身として、引き続き見守っていきたいと思います。