タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

ノンタブリーで絶品ビーフヌードルを食べてきた

はてな読者登録をする

こんにちは、タイの晩ごはんです。

当ブログでも紹介したスワンプーンの牛肉煮込みが忘れられず、バンコクでも同じような料理を食べられないか?と方々に聞いて回ったところ、有力な情報が。

バンコクのお隣ノンタブリーに、トロトロの牛すじをメインの具材としているヌードル屋さんがあるというのです。

しかも教えてくれたのは、地元ノンタブリーのタイ人。

これは期待大!ということで、さっそく行ってきました。

場所はこちら。

私たちの住むバンスー地区はノンタブリーと接しているため、それほどの距離ではありません。チャトチャック公園からは、車で30分ほどの距離でしょうか。

Googleマップによると、お店の名前は「อาเหลียง ก๋วยเตี๋ยวเนื้อตุ๋น」。これまたGoogle翻訳をかませてやると、「アリャン牛肉麺」と出てきました。なるほど、本当にビーフヌードルの専門店なのですね。

こちらがお店の外観。

タイのローカルの路面店らしい、店の入口で調理して、奥に客席が並ぶスタイル。

この日は日曜日のお昼すぎでしたが、店内は満席。外にもテイクアウト待ちらしい人たちが並んでいます。

あー、これは少し待たなきゃだめかな…。

と眺めていると、スタッフのお姉さんが手招き。

そのままついていくと、一件挟んだ隣にもう一つ座席スペースがあったのでした。

ちょうどタイミングよく一席空いたため、そのまま着席。

相当繁盛している、人気店のようですね。

メニューは入り口のほうに貼られていました。

一見すると周りはみなタイ人のようですが、中国人やファランもよく訪れるのでしょうか?どちらにせよ、非常に分かりやすい。

まずはトッピングを選んで、それから麺の種類を決めるというわけですね。

我々は「牛肉片(Slice beef)」と「牛筋(Tendon)」のそれぞれ「米粉(Rice noodle)」をお願いしました。

まずやってきたのが、牛すじの方。

おお、見るからに美味しそうじゃないですか。

スライスビーフもやってきました。

うーん、見た目はどちらもほぼ同じ?

と思って箸を伸ばしてみると、スライスビーフのほうにはちゃんと牛の薄切りが潜んでいました。

失敗したのが、麺のチョイス。

米粉と細米とあったので、てっきり米粉のほうが中細米麺のセンレックかと思っていたのですが、まさかの細麺(センミー)。それだと、細米というのはどんな麺なのでしょうか?もしかして春雨(ウンセン)?両方別々の麺を頼めば良かった…。

気を取り直してスープをすすると、しっかりとしたダシとスパイス(五香粉)の味わいが広がります。セロリの葉がいいアクセントになっている。

クイッティアオはテーブル備え付けの調味料を使って、自分なりに味を決めていくのが楽しいのですが、このスープは味が濃厚なのでその必要はなし。ただし、味の深みを出すために砂糖をちょっぴり、唐辛子入のお酢を気持ち加えていただきました。このへんはお好みで。

個人的に麺はセンレックが好きなのですが、細麺のセンミーだとそれこそするすると胃の中に収まっていく。

牛すじはトロトロで、口の中が幸せ。これですよ、これ。まさに求めていたものは。

最後は残ったスープにご飯を入れて、牛すじ雑炊風にしていただきました。

牛すじもたっぷり入っているので、最後まで満足感が高い。

日曜日なのに賑わっていたので期待していたのですが、予想以上の美味しさ。

やはり美味しいお店については、地元の人に聞くに限りますね。

ヌードルが70B、ライスが9Bで計149B(≒¥600)なり。

英語が話せるスタッフもいますし、オーダーの難易度も高くないので、安心していただけました。

これは、リピート確定だな。

 

バンコクからはちょっと遠いのですが、ノンタブリー方面に足を伸ばすことがあれば、ぜひお立ち寄りください。

 

今日もごちそうさまでした