タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

「戦場にかける橋」を眺めながら洗練されたタイ料理がいただけるKeeree Tara Retreat

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(公式FBより)

こんにちは、タイの晩ごはんです。

先日カンチャナブリーを訪れた際に、「戦場にかける橋」として有名な、クウェー川橋を眺めながら食事ができる「Keeree Tara Retreat(キーリーターラー)」を利用しました。

メニュー内容はどうってことのないタイ料理なのですが、これがなかなかに興味深かったのでご紹介したいと思います。

キーリーターラーの場所はこちら。

クウェー側沿いには多くのレストランが並び、キーリーターラーよりも橋に近いレストランもいくつかあるのですが、こちらのほうが評価が高いようです。

川の上に建つ、フローティングタイプの座席から眺めたクウェー川橋。眺めの良い席を確保するためにも、事前予約がおすすめ。

日が沈むにつれて川面や街の景色が少しずつ変化していく様子が美しいので、ぜひ日没時間もチェックなさってください。

 

キーリーターラーでいただけるのは、伝統的なタイ料理。

春雨のサラダ、ヤムウンセンが185B(≒¥740)。

こちらの青菜炒めは180B(≒¥720)。

こちらはサテ。お肉の串焼きですね。

名前の通り元々はインドネシア料理ですが、タイでも屋台などで普通に食べられるとてもポピュラーなもの。唐辛子とお酢のソース、もしくはピーナッツベースのタレでいただきます。

こちらが220B(≒¥880)。

イカリング250B(≒¥1,000)。

イカの身はプリプリ、衣はサクサクで非常に美味しいのですが、ウスターソースかタルタルソースでいただきたいと思うのはわがままでしょうか?

これはちょっと値段を控えるのを忘れてしまったのですが、タイ風のチヂミ?

皮もサクサクで非常に美味。ナンプラーと赤唐辛子、パクチーのタレも良く合います。

とこのように、キーリーターラーで提供される料理はタイではごくごくありふれたものばかり。

ところが、そのどれもが非常に洗練されていて、普段食べているものとはクオリティが違うことがハッキリと分かります。

ヤムウンセンなんかも屋台では50B(≒¥200)程度で食べられるので、キーリーターラの料理が少々お高いのは明らかですが、それも納得の内容。

もちろん高いだけで味はサッパリの料理を出す店もあるのですが、キーリーターラーはタイ料理のポテンシャルの高さを十二分に感じさせてくれるものでした。

 

もちろん、安くて美味しいタイの屋台や路面店も大好きなのですが、それだけでタイ料理を理解した気になってはいけない。

やはりたまには、キーリーテーラのようなしっかりとしたタイ・レストランの料理も味わなくてはなりませんね。

 

今日もごちそうさまでした。