こんにちは、ブログの更新が滞っているタイの晩ごはんです。
実は2月~3月の2ヶ月間、事情があってタイの東北部にあるノンカイ(ノーンカーイ)に滞在しています。
ノンカーイはラオスとの国境を接し、ビザランなどで立ち寄った方も多いかもしれません。
タイの晩ごはんでも、ビザの更新のためにノンカイ経由でラオスに入国したことがありました。
ただ、その時はノンカイは素通りしただけ。
2ヶ月もノンカイに滞在することになるとは思ってもいませんでした。
そんなノンカイでいただいた、色々なものをご紹介しましょう。
まずはこちらの一見ソムタム風のサラダは、パパイヤの代わりに揚げ麺を使ったもの。
初めて目にしましたが、パリパリの麺と他の野菜との食感のアクセントが楽しい。
イサーン(タイ東北地方)料理は辛いと聞いていたので、辛さ控えめでお願いしたのですが、それでもかなりの辛さ!
タイ料理にだいぶ慣れてきたつもりですが、やはり本場イサーンの地元民向けレストランは違いますね。
ただ、この辛さも美味しさのうち。大満足の一皿でした。
こちらは別のローカル食堂でいただいた、豚肉のオイスターソース炒め。
辛さはほとんど感じられず、まろやかなソースの中に揚げた豚肉の旨味がガツン!と効いています。ご飯がすすんじゃいますね。
同じ食堂のシーフード炒め。基本的な味付けは上のものと同じです。
こちらには目玉焼きがつかないのがちょっと謎ですが、おそらくコスト的なものなのでしょう。ノンカイは海が遠いので、シーフードはちょいとお高いのかもしれませんね。
イサーンやタイ北部の名物料理といえば、このカオソイ!
タイ風のカレーラーメンなんですが、ココナッツミルクをきかせたマイルドなカレースープでいただく麺は、日本人なら間違いなく好きなテイスト。
これも定番の、揚げた麺をたっぷりトッピングしていただきました。
バンコクでもカオソイは食べられますが、やはり本場の味は違いますね。
鶏と豚肉でとったダシの旨味とカレーの風味が、どこまでも深く食す人を誘います。
そしてさらに、お酢や砂糖、ナンプラーや唐辛子で好きに味変が楽しめるのもいいんですよね。
とても美味しくいただきました。
その最高のカオソイよりもさらに美味しかったのが、こちらのクイジャップユアン。
見た目は普通のタイヌードルのようですが、イサーン地方の郷土料理の一つ。米麺にタピオカ粉が練り込まれています。
そのため、麺がモッチモチでめっちゃ美味い!
見た目は細めのうどんのようですが、タイのヌードルによくあるバミー(中華卵麺)や米麺のクイッティアオとは全く異なる食感。
そしてとにかくここのスープが激ヤバ!
深みのあるダシとちょうど良い塩梅の味付けで、これ以上なにも足す必要がありません。
もしかすると、タイ国内で食べた麺料理No.1かも…。
まさかこんな場所でこんなに美味しいヌードルに出会えるとは思ってもいませんでした。
ノンカイ恐るべし。
ノンカイは朝晩の気温は20℃以下と、日によってはヒンヤリすることも。
昼間は気温こそ上がるものの、この時期は乾燥していて湿度も低い(20%台)ため、とても快適に過ごせます。
PM2.5の影響で曇りがちなバンコクから来ると、ノンカイの青空がとても爽やか。
まだまだ1ヶ月以上ノンカイに滞在するため、引き続きノンカイの美味しいものを探っていきたいところです。
今日もごちそう様でした。