こんにちは、タイの晩ごはんです。
屋台を始め、料理や食材が安く調達できるタイ・バンコクですが、慢性的に困っているものがあります。
それがシーフード。
バンコクのローカルスーパーに並んでいるシーフードは日本と比べるとどうしても種類が少なく、鮮度も悪く、そして値段も高いんですよね。
そのため、普段は鶏肉や豚肉などを中心に料理することになりますが、やはりどうしてもシーフードが食べたい!
そんな時の我が家の定番が、白身魚のムニエルです。
我が家の近所のスーパーでは、このように白身魚が切り身の状態で売られています。
この正体が何なのか?というのがよく分からないのですが、正体不明の白身魚でも美味しくいただけるのがムニエルという調理法なのです。
【白身魚のムニエルの作り方】
- 白身魚の表面に塩・胡椒で下味をつけ、小麦粉を軽くはたく。
- フライパンにオリーブオイルとバターをひと欠け入れ、中火で熱する。
- 白身魚の片側を焼き、表面がパリッととしてきたら裏返す。
- フライパンの中の油をすくい、白身魚の表面にかけ続ける。
- 魚の身に火が通ったら、皿に取り分ける。
- フライパンの余計な油をキッチンペーパーで取り除き、バターをひと欠け投入して底にたまった旨味をこそげ取るようにしながら、中火の弱火で熱する。
- レモン果汁、醤油を軽くかけ回してソースの完成。お皿に盛ったお魚にかけましょう。
これで白身魚のムニエルの完成です。
白身を裏返した後に、フライパンの中の油を身にかけ続けるのがポイント。こうすることによって表面がパリッと仕上がります。
ソースはバターレモン醤油ですが、タイならもちろんマナオを使っても大丈夫。
表面はパリッと、中身はふんわりな白身魚のムニエルを召し上がれ。
多分、上の写真のお魚はタイではメジャーなパンガシウスだと思うのですが、基本的にどんな白身魚でも美味しくできます。
タイでお魚を食べたいが、魚の見極め方や調理方法が分からない。という場合は、とりあえずムニエルにしておけば大丈夫。
もちろん日本でも、スズキや鯛などの白身魚を使って美味しく調理してください。
シーフードが乏しいタイ・バンコクですが、工夫次第でなんとかなるもの。
でも、できれば美味しいお刺身も食べたいな…。
今日もごちそう様でした。