こんにちは、一時帰国中のタイの晩ごはんです。
日本に帰ってくると、タイではなかなか手に入らないものが安価で食べられて幸せです。
しかも特別なものではなく、ごくごく当たり前のものがすごく美味しく感じるんですよね。
例えば、こちら。
油揚げにお湯をザッと回しかけて油抜きをし、トースターで炙って大根おろしを載せました。
醤油かポンスを大根おろしにチョロリと垂らして頬張ります。
熱々、サクサク・カリカリの油揚げと、冷たい大根おろしの組み合わせがたまりません。
料理とは言えないくらいのシンプルな一品ですが、日本ならではですよね～。
タイでも大根は手に入りますが、どうしても味が日本のものよりは落ちてしまう。特に大根おろしにするとその違いは顕著。
アジが安かったので、三枚におろしてお刺身にしました。
味が良いからアジって言うんですよね。
アジは年中穫れる魚ですが、夏場が一番おいしい。
この日のアジもプリップリで、脂も乗っていて最高です。
残りの半身はタタキにしました。
アジを粗めに刻んでたたき、生姜のみじん切り、小ねぎと一緒に合わせます。
アジのタタキも本当の美味しい。
個人的には刺し身よりもタタキの方が好きかな～。
日本酒が進んでしかたありません。
こちらは長芋のポンスかけです。
長芋を細い格子状に切り、わかめと叩いた梅干しを合わせ、ポンスをかけただけのもの。
長芋って生で食べられる珍しい芋ですが、ポンスと梅干しの酸味が美味しさを引き立てます。そしてわかめが絶妙な存在感を発揮している。
これも本当に料理と言えないくらいの一品ですが、簡単なのに絶品なので我が家の定番となっています。
ただ、タイでは長芋がなかなか手に入らないんですよね。
もう一品なにか欲しいな、という時にもおすすめです。
レンコンのきんぴらです。
レンコンを1mmほどにスライスしてサッと水にさらし、ごま油で炒めたら砂糖と醤油で味付け。刻んだ鷹の爪も一緒に炒めると、ピリ辛の大人向けの味わいになります。
レンコンは厚めに切るレシピもありますが、薄めにスライスするのが個人的には好き。
レンコンもタイでは入手困難なので、久しぶりに口にしました。
こういう料理はホッと落ち着きますよね。せっかくなので大量に作っておいて、何日かにわけていただきましょう。
どれも何の変哲もないものばかりですが、こういう料理をいただくと日本に帰ってきたな～というのを実感しますね。
もちろんタイにはタイの美味しいものがたくさんあるのですが、しみじみとした美味しさを感じられます。
これが心の味というものなのでしょうか？
今日もごちそうさまでした。
