こんにちは、居酒屋大好きタイの晩ごはんです。
バンコクにも日本スタイルの居酒屋がありますが、ほとんど姿を見かけないのがもつ焼き屋さん。
日本(とくに関東?)は最近、もつ焼き屋さんが一気に増えた感じがしますね。
タイに戻る前に美味しいもつ焼きも食べておきたい!というわけでやってきたのが、地元で人気だというこちらの「やまじゅう」さんです。
場所はJR我孫子駅の北口を出てすぐのところ。
先日紹介した「コ・ビアン」からも、駅を挟んですぐそこの場所です。
居酒屋ならではの縄のれんをくぐれば、そこは日常から隔絶された魅惑の世界が待ち受けています。
席は喫煙可能のカウンター席、そして奥のテーブル席は禁煙となっています。我々は当然、奥のテーブル席へ。
まずはお通しと、ホッピーセット。
とりあえずビール…でも良いのですが、もつ焼き屋さんではやっぱりホッピー。
ホッピーももつ焼きの人気とともに、一気に市民権を得たような気がします。ただ、やまじゅうさんのホッピーセットはナカがちょっと少ないなぁ。
お通しは卵焼きとふぐ皮ポンス。
だし巻き卵はともかく、甘い関東風の卵焼きはお酒のアテにはならないと個人的に思っているのですが、ふぐ皮は良いですね。お通しから印象良し。
最初にオーダーしたのはもつ煮込み(420円)。
やまじゅうさんのもつ煮は、珍しい塩タイプ。もつ煮込みは定番の味噌よりも醤油が好きなんですが、塩もいいですね。豚のモツがじっくり、柔らかく仕上げられています。モツ煮込みが美味しいお店は期待が持てる。
お待ちかねのモツ。「しろ」と「かしら」です。
やまじゅうさんの焼き物は1人前が2本で300円。それぞれを塩とタレで頼めるので、我々のような二人組みだと嬉しいですね。
しっかりと塩をきかせたシロを口の中に放り込むと、炭とモツ独特の香りが広がります。噛みしめるほどに旨味もじわじわと染み出してきます。やっぱりモツは美味しいなぁ。
タレの方はちょっと甘め。これには理由があるのですが、個人的には塩の方が好き。ただ、妻はこのタレをいたく気に入っていました。
間に、ざく切りキャベツ(300円)をはさみます。
塩ダレと味噌がついてきますが、もつ焼き(焼き鳥)の場合はなにもつけず、受け皿に上にキャベツを敷き、さらにその上に串物を乗せるのが好き。そうすると焼き物の油やタレをキャベツが吸って、それだけで立派なツマミになるのですよね。キャベツを育てる喜び。
キャベツで口の中をさっぱりさせたところで、どんどんいきましょう!
こちらは、「たん」と「てっぽー」。それぞれ塩とタレで。
たんは肉厚でなかなか美味しい。
シロは豚の大腸もしくは小腸で、てっぽーは直腸。てっぽーのほうがよりコリコリとした食感を楽しめます。
焼き鳥も食べたい!ということで、ぼんじりの塩・タレと、たん入り棒つくねのタレ(200円)です。
つくねは妻専用。
ぼんじりは脂とカリカリとした食感が同時に楽しめて、やっぱり最高ですね!
そしてこちらが、〆に頼んだうなぎ肝串(1本300円)と、うなぎ串(1本420円)です。
実は今回やまじゅうさんを訪れたのは、モツだけではなくこのうなぎと肝の串をいただきたかったから。
鰻屋さんだと貴重な肝と、そしてうなぎをこうして安価に食べられるのは本当に嬉しいかぎり。
そして、モツにはちょっと甘く感じたタレも、うなぎにはバッチリ合います。もしかすると、うなぎありきのタレなのかもね。
関西風にカリカリに焼き上げたうなぎ串は、ご飯よりもお酒のアテとして最高ですし、肝も抜群に美味い。
う~ん、控えめに言っても最高です。
やまじゅうさんはコスパも良く、美味しくて大満足。
唯一、タバコの煙が時々こちらにも届いてしまうことが難点か。
せっかくテーブル席を壁である程度しきって分煙してくれているのであれば、サッシや扉で完全に分けてくれると良いのですが…。
愛煙家にとっては、お酒とタバコを一緒に楽しみたいのでしょうし、それができるやまじゅうさんのような居酒屋も今となっては貴重なのも分かります。
ただ、やっぱりタバコを吸わない人間にとっては、せっかくの美味しい食事をタバコの煙が全て台無しにしてしまうのですよね…。
全面禁煙にしろとは言いません。せっかくの分煙をさらに徹底していただけると、非常にありがたいです。
今日もごちそうさまでした。