タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

バンコクでのコンドの探し方

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

タイに戻ってきてから約1週間。ようやく新しいコンド(コンドミニアム。日本で言うところのマンション)に入ることができました。

日本と違って、不動産会社で物件を探すという習慣のないタイ(日本人向けの不動産会社自体はいくつかあります)。

そんなタイで、どうやってコンドを探したら良いのでしょうか?

今回我々が入居したコンドがあるのは、バンコクの外れのバンスー地区。新しく大きなバンスー中央駅ができたため、これからますます発展が見込まれるエリアとなります。

日本の一時帰国が長くなることがあらかじめ分かっていたため、以前に住んでいたコンドは引き払ってきました。

以前のコンドに引っ越したときの様子やアパート、サービスアパートメントとの違いなどは、こちらをご覧ください。

以前のコンドは低層でしたが、新しい部屋はなんと27階。窓の外にはこんなにも見事な眺望が広がります。

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わずかに、チャオプラヤー川も望めますね。

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コンドの真下を走るのは、MRT。

このあたりはMRTも地下ではなく、地上を走るのです。

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部屋の反対側からは、バンコク中心部の高層ビル郡を眺めることもできます。

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こちらはコンド備え付きのプール。もちろん住民は無料で利用できます(コロナのため人数の利用制限あり)。

広くて、眺めも良くて最高です。

日本で都心の高層マンションに住もうと思うと目がくらむような家賃になるかと思いますが、ここはタイ・バンコク

なんとこのコンドでも、家賃は3万円程度なのです(スクンビットなどの中心部ではさすがにこの値段では無理ですが)。

以前のコンドは知人に紹介してもらって部屋のオーナーと直接、契約を結びましたが、今回はタイで一般的な方法でコンドを見つけました。

バンコクでコンドを探す、一般的な方法は以下のような流れとなります。

  • ネットで自分の条件に合う物件を探す
  • 気になる部屋が見つかったら、LINEでエージェントに連絡を取る
  • 日程を合わせて内覧を行う
  • 納得したら、契約する
  • 入居!

タイには物件を紹介するサイトがいくつかありますが、今回利用したのはDD propertyというサイト。英語ですが、グーグル翻訳などを使えばなんとかなるでしょう。

部屋の詳細情報にはほぼ必ず、その部屋を担当しているエージェントの電話番号とLINEが記されています。バンコクのコンドは部屋ごとにオーナー(大家さん)がおり、そのオーナーが自分の物件をエージェントに委ねているわけですね。

電話での連絡はちょっとハードルが高いので、LINEでコンタクトを取りましょう。ファランともやり取りすることが多いので大抵のエージェントは英語ができますし、LINEならグーグル翻訳を使ってこちらも問題ありません。外国人お断りのオーナーもいるので、こちらが日本人であることを事前に伝えておいたほうが良いでしょう。

もし特定のコンドに目をつけていたとしても、なるべく複数の部屋、もしくは複数のエージェントにコンタクトを取ることをおすすめします。部屋ごとにオーナーがいるため、内装や家賃もそれぞれ異なるからです。

日時を約束して部屋の内覧、その部屋が気に入れば、契約したい旨をエージェントに伝えましょう。すぐに契約の手続きへと進んでくれるはずです(実際の入居がいつになるかは部屋によります)。

契約時には細かな注意事項や確認事項が交わされますので、なるべく英語もしくはタイ語が堪能な人に手助けしてもらうと良いでしょう。我々も今回、タイ語がペラペラな友人に立ち会ってもらいました。

バンコクのコンドは基本的に家具や家電は揃っていますから(そのあたりも事前にしっかりチェックしましょう!)、身体一つで入っても生活できます。その他に必要なものは入居後に揃えていっても問題ないでしょう。

バンコクの賃貸住宅には日本のような敷金・礼金は必要ありません。

ただし、契約前に前払い金(家賃一ヶ月分)とデポジット(家賃二ヶ月分)を支払うことが通常です。

前払金は入居月、もしくは最終月の家賃として充填されます。デポジットは退去時に問題がなければ、全額返金されます(クリーニング費用などが引かれることもあります)。

入居後の疑問点やトラブルがあれば、エージェントに連絡してください。

また注意点としては、基本的に1年契約であるということ。1年以内に解約・退去する場合は、違約金としてデポジットとして没収されます。

では、1年後に再契約し、その契約期間中に解約する場合は?エージェントに確認したのですが、それは契約によるそうで、我々の場合は1年以上住んでいる場合は(おそらく)違約金は発生しないだろうとのこと。この点も、契約時に確認することをおすすめします。

 

新しいコンドは以前に比べると家賃は1,000Bほど上がりましたが、それ以上の価値はあると実感しています。

これから新たに、バンスーエリアの魅力やグルメスポットなどもお伝えしていきますね!