こんにちは、タイの晩ごはんです。
日本全国にその名を轟かせている崎陽軒のシウマイ弁当ですが、実は私は食べたことがありません。
というのも横浜を始めとして、シウマイ弁当を販売している場所に赴く機会がほとんど無いんですよね。
とはいえ、崎陽軒のシウマイ自体は食べたことがあります。
それが上にあるような、真空パックのシウマイ。
ところが、このシウマイを美味しいと思ったことがなかったんです。これまで。
しかしそれが大きな間違いだった、というのが今回のお話です。
真空パックのシウマイはお土産でいただいたり、なんなら自分でスーパーで買って食べたことも。
ただ、言うほど美味しいか、これ?というのが、これまでの正直な感想でした。
ところが先日の一時帰国の際に、友人から崎陽軒のシウマイをお土産としていただく。
さて、どうしようか…。
とりあえずググってみると、衝撃の事実を発見!
崎陽軒では、以下の3種類のシウマイを販売しているそうです。
- 昔ながらのシウマイ(常温):当日賞味期限
- おいしさ長もち 昔ながらのシウマイ(冷蔵):賞味期限はおよそ2週間
- 真空パックシウマイ(真空):常温保存で5ヶ月の保存が可能
この3種類のシウマイですが、実は製造方法も中身も全て同じなんだそう。
違うのは、保存方法だけ。
ところがこの中で一番味が落ちるのが、真空パックのシウマイと言うのです。
なぜかと言うと、真空パックのシウマイは空気を抜く過程でシウマイにも圧力がかかり、ギュッと締まってしまう。
そのためシウマイ本来のジューシーさやふっくらとした食感が失われてしまうんだそうです。
言われてみると、納得できる。
つまり、これまで崎陽軒のシウマイだと思って食べていたものは、本来の味わいからはかけ離れたものだったといわけ。
知らなかった…。
しかし真空パックのシウマイでも、元々の美味しさに近づける方法があります。
それが蒸すこと!
真空パックの説明書きにも、しっかりとその方法が記されていました。
これはぜひ、蒸して食べなければ!
ということで、早速やってみました。
蒸し器があれば一番ですが、なくても大丈夫。
このように深めの鍋に水を張って沸騰させ、台座となるお椀でも置き、その上にお皿に載せたシウマイを重ねてください
そのまま蓋をして、説明書き通りに5分ほど蒸し上げます。
出来上がったのが、こちら。
見た目はレンチンしたものとそれほど変わらないようですが、お味はどうなのか…。
なにこれ!
これまで食べていた崎陽軒のシウマイ(真空パック)とは別物!
最初はふんわりとした食感で、噛みしめると餡の程よい弾力、そしてジューシーな旨味がジュワっと口の中に広がる。
美味しい!
レンチンと蒸すのとで、これほど味に違いが出るとは…。
醜いアヒルの子だと思っていたのが、実は白鳥だと知ったときと同じレベルの衝撃かも。
例えはイマイチですが、本当に別次元の美味しさです。
これまで真空パックのシウマイを食べてガッカリしていたのが、これで完全に取り戻せました。
蒸すなんて面倒くさい…。という気持ちもよく分かりますが、これからはぜひ蒸してお召し上がりください。
蒸したシウマイのおかげで、シウマイ弁当の実力を垣間見ることができました。
今度はぜひ、シウマイ弁当か昔ながらのシウマイ(常温)を食べてみたいな。
今日もごちそうさまでした。