タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

ずっと誤解していた!崎陽軒のシウマイ(真空パック)の美味しい食べ方

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

日本全国にその名を轟かせている崎陽軒のシウマイ弁当ですが、実は私は食べたことがありません。

というのも横浜を始めとして、シウマイ弁当を販売している場所に赴く機会がほとんど無いんですよね。

とはいえ、崎陽軒のシウマイ自体は食べたことがあります。

それが上にあるような、真空パックのシウマイ。

ところが、このシウマイを美味しいと思ったことがなかったんです。これまで。

しかしそれが大きな間違いだった、というのが今回のお話です。

真空パックのシウマイはお土産でいただいたり、なんならスーパーで買って食べたこともあったのですが、言うほど美味しいか、これ?というのがこれまでの正直な感想でした。

もしかするとそれもあって、シウマイ弁当にも手を出していなかったのかもしれません。

そんな中で先日の一時帰国の際に、友人から崎陽軒のシウマイをお土産としていただきました。

さて、どうしようか…。

と考えてとりあえずググってみると、衝撃の事実を発見!

崎陽軒では、以下の3種類のシウマイを販売しているそうです。

  1. 昔ながらのシウマイ(常温):当日賞味期限
  2. おいしさ長もち 昔ながらのシウマイ(冷蔵):賞味期限はおよそ2週間
  3. 真空パックシウマイ(真空):常温保存で5ヶ月の保存が可能

この3種類のシウマイですが、実は製造方法は全て同じなんだそう。

中身は全く同じで、保存方法が違うだけ。

ところが、真空パックのシウマイが一番おいしくないと言うではないですか!

言われてみると納得なんですが、真空パックのシウマイは空気を抜く過程でシウマイにも圧力がかかり、ギュッと締まってしまう。そのためシウマイ本来のジューシーさやふっくらとした食感が失われてしまうんだそうです。

つまり、これまで崎陽軒のシウマイだと思って食べていたものは、本来の味わいからはかけ離れたものだったのです!

知らなかった…。

しかし真空パックのシウマイでも、元々の美味しさに近づける方法があります。

それが蒸すこと!

真空パックの説明書きにも、しっかりとその方法が記されていました。

これはぜひ、蒸して食べなければ!

ということで、早速やってみました。

家に蒸し器が無くても、このように深めの鍋に水を張って沸騰させ、台座となるお椀でも置き、その上にお皿に載せたシウマイを重ねれば大丈夫。

そのまま蓋をして、説明書き通りに5分ほど蒸し上げます。

出来上がったのが、こちら。

見た目はレンチンしたものとそれほど変わらないようですが、お味はどうなのか…。

なにこれ!

これまで食べていた崎陽軒のシウマイ(真空パック)とは別物!

最初はふんわりとした食感で、噛みしめると餡の程よい弾力、そしてジューシーな旨味がジュワっと口の中に広がる。

美味しい!

レンチンと蒸すのとで、これほど味に違いが出るとは…。

これまで真空パックのシウマイを食べてガッカリしていたのが、これで完全に取り戻せました。

 

真空パックのシウマイしか知らなかったので、どうして皆が崎陽軒のシウマイ弁当をこれほどほめそやすのか疑問だったのですが、蒸したシウマイを食べて納得。

崎陽軒のシウマイ、噂通りの美味しさでした。

皆さんも真空パックのシウマイは、ぜひ蒸してからお召し上がりください。

今度はぜひ、シウマイ弁当か昔ながらのシウマイ(常温)を食べてみたいな。

 

今日もごちそうさまでした。