タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

在住者おすすめ!タイ式焼肉ムーガタの魅力と楽しみ方

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

年末年始にタイ旅行を計画している人も多いかと思います。

旅行の楽しみといえば、やっぱり本場のタイ料理!

トムヤムクンやパッタイ、ソムタムなどの定番料理ももちろん良いのですが、タイ在住者としておすすめしたいのが、タイ式焼肉の「ムーガタ」です。

今回は、そんなムーガタの魅力についてお伝えしたいと思います。

ムーガタとは?

ムーガタは、焼肉としゃぶしゃぶが同時に楽しめる、タイ式焼肉のこと。

最大の特徴は、その鍋の形です。

このように、鍋の中央部分がこんもりと盛り上がっていて、その周囲をスープがぐるりと取り囲んでいます。

一見するとジンギスカン鍋のようですが、ジンギスカンは外に逃がしたお肉の脂で野菜を焼くのに対し、ムーガタはスープになっているのが大きな違い。

つまりドーム部分でお肉を焼きつつ、周囲のスープの部分でしゃぶしゃぶやお鍋のようにして食べられる、二刀流の鍋というわけです。

ムーガタのメニューは?

ムーガタのムー(หมู)はタイ語で「豚」のこと。

しかしムーガタでは豚だけではなく、様々な食材・料理をいただくことができます。

まずは、もちろんお肉。

豚肉がメインですが、このように牛肉がズラリと並んでいるムーガタ屋さんもあります。

タイ人も大好きなシーフード。

タイではシーフードはお高めですが、ムーガタならいくらでも食べられます。

特にエビは我々が普段いただいているブラックタイガーやバナメイエビではなく、テナガエビで味も食べごたえもバッチリ!

その他の野菜や麺類、練り物、果物、デザートなど、ありとあらゆる食材がこのように並んでいます。

またお店によってはパッタイやソムタムなどのをその場で作ってくれるお店もあり、ムーガタ屋さんだけでタイ料理のかなりの要素を楽しむことも可能です。

ムーガタの食べ方

ムーガタ屋さんでは席につくと、人数に合わせたムーガタ鍋をセットしてくれます。

大抵は火もすでについているので、すぐに焼き始められますし、周りのスープもヤカンなどにドン!と入っているので、いくらでも継ぎ足し可能です。

お肉を焼くだけではなく、このようにシャブシャブのようにしていただいたり、練り物や野菜をスープで煮たりと、自分の好きなようにムーガタを楽しんでください。

お肉の脂がどんどんスープに流れるので、スープの味を育てていくのもムーガタの醍醐味です。

鍋だけではなく、このように炭火+網も用意されているので、BBQまで楽しめます。

タレは甘酸っぱいチリソースやいかにもタイっぽいスパイシーなソースなど、2~3種類ほど用意されているのが定番。それらのタレを混ぜ合わせて、オリジナルのソースを作るのも楽しいですよ。

ムーガタの料金

ムーガタは基本的に、食べ放題となっています。

料金はお店によって異なるのですが、300B前後(≒¥1,200)が一般的。

基本のお肉のプランの他、お肉+シーフードとか、ビール飲み放題付きなど、複数プランを用意しているお店もあります。

どちらにしても、日本の食べ放題スタイルの焼肉と比べると料金はずっとリーズナブルで、クオリティも高いのでかなりおすすめです。

まとめ

庶民的な価格で食べ放題。しかも様々な食材や料理が楽しめるムーガタは、タイ人の大好物。街なかの至る所にムーガタ屋さんが点在しています。

Googleマップで「ムーガタ」と検索すると、すぐに周囲のムーガタ屋さんを見つけられるでしょう。

焼肉もBBQもシャブシャブもお鍋も同時に楽しめるムーガタは、日本人にも馴染みやすいはずです。

その一方でタイ独特の食材や料理、タレなど、まさに異国情緒も同時に味わえる。

タイを訪れた際には、そんなムーガタもぜひお試しください!

 

今日もごちそうさまでした。