こんにちは、タイの晩ごはんです。
タイのビール市場はシンハー、LEOなどを出しているBoon Rawと、チャーンビールで知られるThai Beverageの2社でほぼ独占されていますが、そこに新たなビールメーカーが参入しました。
それが、Carabao(カラバオ)ビール。
そのカラバオビールを、実際に試してみました!
カラバオビールを販売するカラバオ・グループは、エナジードリンクでおなじみの会社。
自分はほとんどエナジードリンクを飲むことがないので詳しくはないのですが、このマークは確かに見かけたことがあります。日本でも販売されているそうですね。
そのカラバオビールを見つけたのは、スワンナプーム空港内のコンビニ。
実はこのカラバオビール、去年の11月にはすでに発売されていたんだそう。
それにしては、うちの近所では見かけないなーと思っていたら、バンコク以外の地域をターゲットにする戦略らしいですね。
この機会を逃すわけにはいきません。早速飲んでみました。
空港の食堂内で、いただきます。
スワンナプーム空港内にある格安フードコートについては、こちらをご覧ください。
ついでに、ビールを買える場所についてはこちらを。
今回見つけたのは、カラバオのラガービールとダンケル。どちらも麦芽100%という本格派のビールとなっています。
ではまず、ラガーの方から。
ラガービールらしく飲み口はスッキリしているのですが、さすが麦芽100%。しっかりとしたボディも感じられて頼もしい。
ホップの苦味が効いているので、さっぱりとしたビールが好きな人は苦手かも。
そして飲んだあとに、口の中に薬草っぽい後味が残るんですよね。これはやはり、エナジードリンクの影響なのか?
合わせた料理は、上の記事でも紹介しているベトナムのビーフシチュー、ボーコォーとバインミー。
レバーペーストとパクチーが効いているこのバインミーには、薬草っぽい風味を持つラガービールがよく合います。
つづいて、ダンケル(デュンケル)。
ダンケルというのは、麦芽を焙煎させたドイツの黒ビールのこと。
黒ビールは苦手!という人も多いかと思いますが、カラバオのダンケルは思いのほか飲みやすい。
モルトをローストしている分、カラバオビール独特の薬草っぽい風味が消えているんですね。
そのためラガービールよりもむしろ、飲みやすくて美味しいと感じました。
このダンケルには、ボーコォーがピッタリ。
どちらのビールも美味しくて、出発前に充実した時間を過ごせました。
カラバオとは、トレードマークにもある通り「水牛」のこと。
シンハービールのライオン、そしてチャーンビールの像と、タイのビールシェア争いはいみじくも動物をあしらうメーカーの三つ巴戦となりました。
2大巨頭のライオンと像に、水牛がどこまで迫れるのか?
個人的には麦芽100%のビールは大好きなので、カラバオにも頑張って欲しいです。
というか、まずはバンコクでも普通に買えるといいな。
今日もごちそう様でした。