こんにちは、タイの晩ごはんです。
慶事のため、日本に一時帰国することになりました。
めでたいことは良いのですが、一つ困っているのが航空券。
というのも、コロナが落ち着いた今、航空券がどこも高止まりしているのです。
日本帰国のたびに利用しているLCCも、LCCでこの値段?とビックリしてしまいます。
そんな中で見つけたのが、新春セールを行っていたフィリピン航空。
日本⇔タイを往復するのに、フィリピン航空は果たしてどうなのか?実際に利用して分かった使い心地や気になる機内食、シートピッチなどについてご報告します。
フィリピン航空はその名の通り、フィリピンを本拠地にするフルキャリアの航空会社。
日本からのセブ旅行などで利用したことがある人も多いかもしれません。
LCCではないので、30kgまでの機内預け荷物と機内食などのサービスもセットになっています。
ところがフィリピン航空では日本⇔タイの直行便はないため、マニラ経由の乗り継ぎ便を利用しなければなりません。
今回我々が利用したフライトは、以下のとおり(全て現地時間)。
バンコク(スワンナプーム)→成田
- バンコク発:00:05 / マニラ着:04:35(PR741)
- マニラ発:07:15 / 成田着:12:40(PR428)
成田→バンコク
- 成田発:09:30 / マニラ着:13:45(PR431)
- マリラ発:15:00 / バンコク着:17:45(PR736)
マニラのニノイ・アキノ国際空港での乗り継ぎ時間は、どちらも2時間弱といったところ(タイ、フィリピン、日本でそれぞれ1時間ずつの時差があるため)。
今回はこれで、1人往復¥57,000ほどでした。
直行便に比べて面倒で時間もかかる乗り継ぎ便ですが、荷物のことを考えるとLCCよりもフィリピン航空の方が安かったのです。
そんな乗り継ぎ便のメリットと言えば、機内食が2回出るところ!
こちらが、バンコク発マニラ行きの便で提供された機内食。
ビーフとチキンから選べて、これはビーフ。
パスタが伸び切っているのは仕方がないのですが、ビーフシチューはなかなかの味わい。
もちろんアルコールも提供されるので、ビールと赤ワインで流し込みます。
こちらが、チキンの方。
フィリピンの伝統的な家庭料理、アドボですね。
濃い味付けが、ご飯とよく合います。もちろんビールにもね。
何しろ深夜12時過ぎ出発の便ということもあり、機内食が出るのか心配でしたが、ちゃんと提供されました。もちろん、こんな時間に食べられないよ…という人もいるでしょうが、それはそれ。旅行中って食べられちゃうんですよね。
こちらは、マニラ発成田便で出された機内食。
ソーセージとチキンから選べるというので、ソーセージをチョイス。
てっきりチキンはバンコク発便と同じものが提供されると思ったでこちらにしたのですが、これが大失敗。
ソーセージは薬草っぽい香りが強すぎるし、ハッシュドポテトはベチャベチャだし、全然おいしくありません。
周りを見てみると、チキンの方はなんと弁当箱のようなもので供されているではないですか!
あー、チキンにしておけば良かった。
朝食こそ不満はありましたが、フィリピン航空のシートピッチは素晴らしい。
足元は、このように十分すぎるほどの余裕があります(もちろんエコノミー席ですよ)。
LCCとは比べ物にならないのはもちろんとして、コロナ禍で利用したJAL便よりもひょっとしたら広いんじゃないかなぁ。
おかげで、長旅もゆったりと過ごすことができました。
ちなみに予約はWebでしたのですが、なぜかクレジットカードの決済ができない。フィリピン航空の東京支店に電話したところ、口頭で予約の手配から決済までしてくれました。こんなところもさすがはフルキャリアですね。
もちろん直行便が使えると便利なのは間違いないのですが、フィリピン航空でタイと日本を行き来するのも、全然アリだと実感しましたね。
皆さんもタイへの直行便が高いと感じるときには、乗り継ぎ便も検討に加えてみるのはいかがでしょうか?
今日もごちそう様でした。