タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

一皿10B!アユタヤのおすすめ食堂

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

旅行の楽しみといえば、現地でしか食べられないローカルフード。

ただここタイの場合、日本ほどそこにしかいかないと食べられない!という料理は少ないように思います。

人口が集中しているバンコクでほぼタイ中の料理が食べられる、地域ごとの気候の差が大きくないので食材などもほぼ共通している、などのことが原因かもしれません。

そんなタイですが、先日遊びにいったアユタヤでこれは珍しい!という食堂に出会いました。料理の中身ではなく、提供の仕方が。という意味ですが。

アユタヤ在住の友人に連れてこられたのが、こちら。

見た目どおってことのない、タイによくあるタイプのローカル食堂。壁はなく、軒先に並んだテーブルで食事をします。

当然エアコンはないのですが、こういうタイプの店は安い。地元の人が毎日の食事で使う店ですからね。

こういう食堂でよくあるのが、おかず乗せごはん屋さん。並んでいるおかずを指差ししてご飯に直接ぶっかけてもらいます。

我が家も、このタイプの食堂はよく利用しています。

 

 

ただ、ここがそこら辺の食堂とちょっと変わっているのが、その提供方法。

このように、それぞれのおかずが小皿に盛られていて、客がそれを好きに取っていくのです。

しかも、一皿が10B均一!(≒¥40)。

おかずの種類も盛り沢山。

これは楽しい。普通のおかず乗せご飯の場合は、おかずの種類は2種類がスタンダード。でもこれなら、いろいろな味を楽しめます。

そして主食のご飯は⋯

何と、ご飯も一皿10Bで食べ放題!

普通のお米だけではなく、カオニャオ(もち米)にそうめんまで揃っています。

楽しすぎる。

数あるおかずの中からチョイスしたのが、こちら。

夫婦二人だと、こういう時にさらに多くの種類を楽しめます。

一つ一つのおかずはタイではスタンダードなものばかりなのですが、こうして並ぶとワクワクしません?

うん、このレッドカレーも普通に美味しい。

この、「普通に美味しい」というのが大事なんですよね。

特別な味を求めているわけではない。でも、ちゃんと美味しい。これが地元の食堂の果たすべき役割。外食が当たり前のタイでは、こういう安くて普通に美味しい食堂が重宝するのです。

どのおかずも外れはなく、みんなそれなりに美味しい。当然のようにご飯もお代わりしてお腹もいっぱい。

これは「飲み」にもいいなぁ、と思うんですよね。おかずをちょこちょこつまんで飲むのは最高だと思いません?

ただ、この食堂の営業時間は朝6:30から13:30まで。無念。

 

おかず自体は普通なのに、提供方法が違うだけでこんなにも楽しくなるのか。

バンコクでもやれば流行ると思うんですけど、やっぱりお皿の数が多くなって面倒なのかもしれません。

次回のアユタヤ訪問でも、必ずお邪魔したいと思います。

 

今日もごちそうさまでした。