
こんにちは、タイの晩ごはんです。
日本は梅雨の真っ只中。これから暑い夏がやってきます。
ここタイ・バンコクは1年中、夏のようなもの。涼しい時期もあるんですが(11月~1月)、その期間もプールに入れるので、やはり常夏と申して良いでしょう。
そんなバンコクの我が家で月に2~3回は食べているのが、鍋なんです。
どうしても「鍋=冬」というイメージがありますよね?
でもそんなことを言っていたら、タイで鍋を食べる機会なんかはやってきません。
現地のタイ人もチムチュムやタイスキを季節に関係なく食べているので、やはり鍋をつつくのに外気温は関係なさそうです。
そんなわけで、今日も鍋にしてみました。

今夜は、鶏団子鍋。
ダシは何でも良いんですが、今回は手羽元で取りました。この手羽元は当然、具にもなります。
ダシに砂糖、塩、醤油、酒でシンプルに味付け。
あまり濃くすると食べ疲れてしまうので、鍋は薄めに味付けるのがポイントです。足りない分は、ポン酢や柚子胡椒などで調整します。

メインの鶏団子。
鶏ひき肉に1%の塩を加えて、まずこねます。塩の効果で粘りがでて、肉自体の旨味を閉じ込めることができます。
肉に粘りが出てきたら、卵、砂糖、酒、醤油、つなぎの片栗粉とお好みの具材(今回は人参とネギのみじん切りにしましたが、無くても問題なし)を加えて、さらにざっとこねてまとめます。
ホロホロ、ホクホクでいい感じ。
鶏肉はタイでもめっちゃ食べられるので、鶏ひき肉も簡単に手に入ります。

こちらは先日紹介した、花ニラ。
普通のニラよりも歯ごたえがいいので、鍋にいれても美味しいだろうな…と思って入れてみたら、うん。やっぱり美味しい。
ニラ特有の香りがたまりません。

大根。
タイでも大根はよく食べられます。
日本の大根と比べると少ししまり(密度)が足りない感じがしますが、大根が普通に食べられるだけでも嬉しい。

鍋には欠かせない、えのき。
えのきはタイでもめっちゃ安んですよ!
日本のえのき’パックが4~5個分くらいは入っているような大袋が、100円くらい。我が家でも鍋以外でもヘビロテしています。

豆腐。
タイでも「TOFU」として売られています。
味にこだわらなければ、鍋には安いチューブ型の豆腐で十分。
チューブ型の豆腐って?という方は、こちらをご覧下さい。
ここまでお読みいただけた方なら分かると思うのですが、この日の鍋に入っているものは、ほぼタイで普通に売られている、タイ産のもの。
日本の食材にこだわらなければ、タイで普通に手に入る食材で、お手軽に鍋が作れます。
それが我が家で鍋をよく食べる一番の理由かなぁ。
こった料理を作るのは面倒くさい。でもちゃんとした料理や、野菜をたくさん食べたい!という時には、まさに鍋はもってこい。
鍋は冬だけ!と限定するのは、もったいないですよ。
ぜひ、皆さんのおすすめの鍋も教えて下さい。
今日もごちそうさまでした。