タイの晩ごはん

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ソーキそばと沖縄そばの違い

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那覇空港滑走路)

 

こんにちは,沖縄から無事にバンコクに戻ってきたタイの晩ごはんです。

1週間ぶりに戻ってきたタイはビックリするほど涼しく,部屋にいてもクーラーがいらない程。

例年この時期のバンコクは涼しいらしいですが,今年はちょっとその期間が長い模様です。

年中暑いイメージのタイですが,こんなに過ごしやすい時期もあるんですね。

 

気がつけば今日はもう大晦日。

日本では1年で最も慌ただしい日の一つですが,ここタイはのんびりしたものです。

年末感は一切ゼロ。

まぁタイ人にとってのお正月といえばは 4月に行われるソンクラン なので,この時期にバタバタする必要はないのかもしれませんね。

さて,大晦日にいただくものと言えばやはり年越しそば。

それこそお蕎麦屋さんは1日中大忙しでしょうが,先日まで帰省していた沖縄ではいわゆる「そば」はほとんど食べられません。

代わりにいただくのは沖縄そば。当然,年越しそばも沖縄そばということになります。

その沖縄そばですが,沖縄以外の世間一般では大きな誤解があるようです。

それは,

 

沖縄そば=ソーキそば

 

という図式です。

ソーキそばももちろん沖縄そばですが,あくまでも沖縄そばの中の一つにすぎません。

どういうことでしょうか?

普通のそばで考えると分かりやすいですね。

おそばに天ぷらがつくと天ぷらそば。

玉子を乗っけると月見そば。

冬に食べたくなるのが鴨南蛮。

使う具材(トッピング)によって名称が変わりますよね?

沖縄そばもいっしょ。

野菜炒めが乗っかった沖縄そばは「野菜そば」。

豚のモツを使った沖縄そばは「中味そば」(って言うんです)。

ゆし豆腐が乗っかると「ゆしどうふそば」。

そして豚スペアリブの煮付け,ソーキを乗っけると「ソーキそば」というわけです。

ちなみに,普通に「沖縄そば」というと,豚の三枚肉とかまぼこをトッピングしたものを言います。

こんな風に,あくまでも沖縄そばの一ジャンルに過ぎないソーキそばをここまでメジャーにしたお店と言えばこちら。

 

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我部祖河(がぶそか)食堂さんです。

本家ソーキそばを名乗っているとおり,沖縄で初めてソーキそばを出したのがこちらになります。

本店は名護市の我部祖河(もちろん店名の由来はこの地名にあり)にありますが,現在では県内各地に支店を持ち,今回お邪魔したのは沖縄市にあるコザ店です。

こちらがメニュー。

 

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ソーキそば以外にも肉そばや中味そばなど色々なそばが並んでいます。

こちらのメニューを見ても、やはりソーキそばは沖縄そばのトッピング違いということが分かりますね。

その中でも人気ナンバー1はやはりソーキそば。

沖縄そばのトッピングになる前から、ソーキはソーキ汁や煮付けなど、普通に食べられている食材でした。

それが今やソーキを食べる代表的な料理といえばソーキそばですから、我部祖河食堂さんの功績は大きいですね。

ではそのソーキそばをいただきましょう。

 

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右がソーキそばの特大で左が大。

それ以外のサイズに並はなく小となるので、特大とは言っても普通のところの大といったところでしょうか。

スープはカツオ出汁がしっかりきいたさっぱり味。

名護を中心とした沖縄北部のそばの麺は幅広のきしめんのような形状が多いんですが、こちらの麺は昔から中太のストレート麺。個人的にはこの位の太さが一番好きですね。

そして肝心のソーキはちょっと甘めに煮付けられていて、口に入れるとホロホロと崩れていきます。軟骨も柔らかくて文字通り骨ごと食べられます。

お好みで紅しょうが、七味、コーレーグース島とうがらし泡盛漬け)で味を整えて食べ始めるともう止まりません。

一心不乱で食べ進めます。

ラーメンやうどんもそうですが、美味しい麺料理は余計な口を挟まずに一気に食べるに限りますね。

ちょっと固くてボソボソともっちりの中間のような独特な食感の麺、カツオの香り高くあっさりした中にも豚骨出汁の上澄み油をきれいに濾した深みのあるスープ、そして極上のソーキが編み出す三位一体の味わいはまさにオリジナルかつアルティメット。

特大にも関わらずペロリと平らげちゃいました。

タイにも美味しい麺料理は色々ありますが、沖縄そばはこれでしばらく食べ納め。

今度はいつ食べられるでしょうか?

 

今年1月にタイに移住して、色々新しい食に出会えてとても有意義な1年でした。

そして今年1年このブログにもお付き合い頂きまして本当にありがとうございます。

2018年もどうぞよろしくお願いします。

ごちそうさまでした。