タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

以外に簡単!フルコース料理を用意するたった5つの冴えたやり方

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

日本は台風や猛暑で大変なようですが、皆さん大丈夫でしょうか?

忙しさにかまけてブログの更新も滞っていました。この忙しさは8月いっぱいまで続きそうでうが、ぼちぼちブログも上げていきたいと思っています。

そんな中ですが、友人夫婦を我が家でもてなすことになりました(上の写真は本文とは全く関係ありません)。

せっかくの機会なので、フルコース料理でおもてなし。でも、実はフルコースを用意するのってそんなに大変じゃないんです。

今回は、そんなフルコース料理を簡単に準備できる5つの方法をご紹介しましょう。

 まずはこの日の1皿目の前菜。

 

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ホット・サルサソースのブルスケッタです。

サルサソースは我が家の常備菜としてキープしてあります。

そのサルサソースをバケットに乗っけただけで1品目の出来上がり。

サルサソースの作り方についてはこちらをご覧ください。

 

 

フルコースを簡単に用意する方法①:常備菜を活用しよう!

もちろん常備菜じゃなくてもいいんですが、普段から作りなれている、もしくは作りおきのものを上手に一品に加えると楽ちんです。

前菜は特に肩の力を抜いて、簡単な料理で十分です。

 

続いて2皿目。

 

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パパイヤと生ハムのサラダ。

せっかくタイにいるので、簡単に手に入るパパイヤを使ってみました。

パパイヤが手に入らない場合は、アボカドを使っても同じように美味しくいただけます。

ドレッシングはポン酢とエクストラ・バージンオイルを1:1で混ぜ合わせただけの簡単ドレッシング。

でもこれがどんなサラダにも合う万能ドレッシングでとっても美味しいんです。

パパイヤを1cmくらいの角切り、生ハムは1~2mmの薄さにカットします。生野菜はルッコラなどのベビーリーフがパックになっているものを使いました。あとはこれらを混ぜるだけなので、これも簡単ですよね。

 

 フルコースを簡単に用意する方法②:手を抜けるところはトコトン手を抜こう!

 

とにかく気負わず、楽して料理するのがポイントです。

それでもちゃんと美味しくなりますよ。

 

続いて3皿目のパスタ。

 

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タイ風ペペロンチーノです。

ペペロンチーノを作るときには、ちょこっとだけお醤油を隠し味に使うといいお味になるんですが、今回はそれをタイのナンプラーにし、最後にパクチーを散らしました。

お肉は余ったパンチェッタを使いましたが、もちろんなくても大丈夫。

パスタは茹でたてが一番おいしいのは間違いありませんが、コース料理でもてなす場合は、事前に調理しておくと自分も落ち着いて食べられます。

食べる直前にレンジで軽くチンしてオリーブオイルを振り、それから盛り付ければちゃんと美味しくいただけますよ。

 

フルコースを簡単に用意する方法③:料理は全て事前に作っておこう!

 

後は盛り付けるだけにしておけば慌てることもありませんし、ゆっくり落ち着いて料理もいただけます。

ホテルやレストランなどの少人数でパーティー料理などを提供する場合も、料理は全て事前に調理し、温蔵庫などでキープするのが普通ですから、我々一般人もできたてにこだわる必要はありません。

とにかく楽に出すための工夫をこらしましょう。

 

続いて4皿目のポワソン(魚料理)です。

 

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白身魚のムニエル・マンゴーソースです。

今回はタイのスーパーでよく買える魚を使いましたが、もちろん鯛でもスズキでも好きな魚で構いません。

三枚に下ろした魚の身に塩・胡椒で下味をつけて、小麦粉をまぶして多めのバターを溶かしたフライパンで焼いていきます。

火は中火のやや強火くらい。皮目から焼いて皮に焦げ目がついたらひっくり返して残りの火を入れていきます。

その際に、フライパンのバターをスプーンですくって皮目にかけていきましょう。そうするとよりパリッと美味しく仕上がります。

魚の身をひっくり返すのは一度だけ。あまりいじると魚の身が崩れるので気をつけましょう。

魚に火が通ったらフライパンから取り出し、余計な油をキッチンペーパーでさっと取り除いたら、そこに白ワイン、マンゴージュース、バター、生クリームの順番で入れ、中火で煮詰めていきます。

最後に塩・胡椒で味を整えたらソースの完成です。マンゴージュースを入れなければ普通のバターソースになります。それでももちろん美味しいですよ。

お魚を適当な大きさに切り分けて、ソースを敷いたお皿に付け合せの野菜(アスパラなんかも良いですよね)、そして魚の身と立体的に盛り付けましょう。

 

フルコースを簡単に用意する方法④:盛り付けは大きなお皿に少量、かつ立体的に盛り付けよう。

 

盛り付けは料理を美味しく見せるための大事な要素です。

なるべく大きなお皿にちょこっと立体的に盛り付けると、それだけでお店のような見た目に。

せっかくのコース料理なので、盛り付けにはぜひこだわりましょう。

 

そして最後のメイン。

 

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スーチカーのロースト・バルサミコソースです。

スーチカーは沖縄の料理の一つで、豚三枚肉の塩漬け。実は上のペペロンチーノに使った肉はこのスーチカーの切れ端部分です。

スーチカーの作り方についてはこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

スーチカーを塊のままフライパンで炙っていきます。油は引かずに、スーチカーから出てくる油だけでローストしていきましょう。

お肉にしっかりと焦げ目がついたら、薄くスライスして盛り付けます。

ソースはバルサミコソース5に対し、赤ワイン1、醤油1,ハチミツ1、オリーブオイル1を混ぜ合わせて煮詰めていきます。電子レンジを使っても簡単にできますよ。

火を入れすぎると固くなってソースとして使えなくなるので、少しずつ様子を見ながら火を加えてください。

ソースにとろみがついたら完成です。

もし固くなってしまったら、バルサミコ酢を足して再び火にかければ大丈夫。 

簡単なソースですが、本格的でお店のような味わいです。

 

フルコースを簡単に用意する方法⑤:メイン料理はソースにこだわって!

 

美味しいソースを用意すれば、それだけで本格的なコース料理のメイン料理に。

スーチカーの代わりにチキンソテーなどを使っても構いません。

バルサミコソースは煮詰めるだけで簡単にできますが、それも大変というなら、市販のバルサミコソースを使っても良いですよね。

とにかくお肉に美味しいソースを添えれば、それで立派なメイン料理としてお出しできます。

 

家庭でコース料理なんて無理…。と思われるかもしれませんが、事前にしっかりと用意しておけば、実はそれほど大変ではありません。

ポイントを押さえて、手を抜けるところはトコトン手を抜いて、楽に、美味しく料理を整えましょう。

自分だけのオリジナル・コース料理で大切な友人をおもてなししてみませんか?

 

今日もごちそうさまでした。