タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

タイの魚で煮魚を(鯛じゃないよ)

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

タイで普段食べているものといえば、鶏肉と豚肉。

日本人としてはお魚(特にお刺身)も食べたいのですが、タイでは魚の種類も少なくて、刺し身で食べられるものはもっと少ない(しかも高い)…。

でも、煮魚ならタイの魚でも美味しく食べられるんじゃない?と思いたち、煮魚作りにチャレンジしてみました。

タイで捕れるお魚で、煮魚に向いているものはどんなものだろう?と調べてみたのですが…

「タイ+煮魚」

でググってみると、出てくるのは「鯛の煮魚」ばかり。

そうじゃないんだよ。

仕方がないので、スーパーで物色して見つけたのがこちら。

なんて魚なんでしょうね?

値段表示のところには「鮮魚」とあるのみで、名前はありませんでした。

(タイの魚に詳しい人からの情報をお待ちしております。ぜひコメント欄にて!)

ただ、赤い魚はきっと煮魚にしても美味しいでしょう。

というわけで、名も知らぬこの魚をゲット。

その場で、三枚にしてもらいました。

タイ語ができなくても「フィレー」と言えばなんとか通じますし、それでも意図が伝わなければ三枚おろしになった魚の画像をスマホで見せると良いでしょう。

お値段は65B(≒¥260)なり。

タイではシーフードはお高めなので、まあまあリーズナブルかな?

では、このお魚を調理していきましょう。

まずは皮の部分にバッテンの切れ目を入れます。

続いて鍋に煮汁を張って、煮汁が沸騰したところで、魚の身を下にして投入しましょう。

必ず煮汁が沸騰してから、魚を入れてください。そうしないと生臭くなっちゃいます。

我が家の煮汁の割合はこんな感じ。

  • 醤油:大さじ2
  • みりん:大さじ2
  • 砂糖:大さじ1
  • 酒:お玉一杯弱
  • 水:お玉一杯弱
  • 生姜:適量を千切りに

このへんはある程度、適当でも大丈夫です。

身を入れたら、アルミホイルなどで落し蓋をして、煮汁がクツクツと湧くくらいの火力に落としましょう。

そのまま10分ほど煮ていきます。途中、身をひっくり返す必要はありません。

よく勘違いされるのですが、魚の身に煮汁が染み込むことはありません。そのため、さっと煮るのが煮魚を美味しく作るコツ。食べる時に煮汁を絡ませながらいただくのです。

というわけで、完成しました!

本日の晩ごはんは、煮魚に揚げ出し豆腐、大根の煮物にキュウリの浅漬け。

純和風ですが、全てタイのローカルスーパーで手に入る材料で間に合います。

名も知らぬタイの魚ですが、しっかり煮魚になっている。そして、ちゃんと美味しい。

赤い魚は煮魚に向いてるのが証明されましたね。

 

というわけで、タイの魚でも美味しい煮魚が作れます。

お肉ばかりではそろそろ年齢的に厳しくなってきますので、これを機に、もっとタイの魚を食べていきたいですね。

 

今日もごちそうさまでした。