こんにちは、タイの晩ごはんです。
連日の猛暑が続くタイ。昨日のバンコクは、なんと最高気温が40℃を記録しました。
そんな夏野菜の代表格の一つが、キュウリ。
年中暑いタイでもキュウリはメジャーな野菜で、いつでもどこでも気軽に買うことができます。
今日はそんなキュウリを使って、メインとなるおかずを作っていきましょう。
このように、地物の野菜であるキュウリは非常に安い。
タイでは右にある小さなキュウリと、左の大きなキュウリがよく並んでいますが、小さなキュウリのほうが身も味もしまっていて美味しいような気がします。
キュウリの使い方といえば、サラダや漬け物が一般的ですが、こんなに安くて美味しいキュウリ。せっかくなので、メインのおかずにもしたいですよね。
ということで今回は、「キュウリとタコのオイスターソース」を作っていきたいと思います。
材料(二人分)
- ゆでダコ足:2~3本
- キュウリ:5~6本
- ごま油:大さじ1~2程度
- ニンニク:一欠
- 赤唐辛子(鷹の爪):1本
- オイスターソース:大さじ2~3程度
- 醤油:大さじ1程度
- 砂糖:大さじ1/2程度
- 塩・胡椒:適量
まず、ゆでダコの足を一口大のぶつ切りに切りましょう。
タイでタコの足なんて手に入らない!という方は、こちらをご覧ください。
キュウリとタコのオイスターソースの作り方
- タコ足はぶつ切り、キュウリは麺棒や包丁の柄などで軽く潰し、タコ足と同じ大きさのぶつ切りにする。
- 塩・胡椒以外の調味料を全て混ぜ合わせておく。
- 中華鍋にごま油と潰してみじん切りにしたニンニクと、輪切りにした赤唐辛子(鷹の爪)を入れ、弱火でじっくり香りを引き出す。
- ニンニクの香りがたってきたらタコとキュウリを入れて強火にし、塩・胡椒で下味をつける。
- タコとキュウリに軽く焦げ目がついたら、混ぜ合わせた調味料を入れて混ぜ合わせる。
- 調味料が全体によくなじんできたら、完成!
キュウリを炒めちゃうの?と思われるかもしれませんが、中華料理ではキュウリを炒めるのはごくごく当たり前。
タコは火が通っていますし、キュウリは生でも食べられるので、そこまでしっかり炒める必要はありません。キュウリの歯ごたえが残る程度に炒めましょう。
ニンニクとオイスターソースの香りが、食欲を刺激します。
ぶつ切りにしたタコの食感と、少し柔らかくなりつつもシャキッとしたキュウリの食感のアクセントが楽しい。
ビールやチューハイのつまみとしてはもちろん、しっかりとした味なのでご飯にも合います。
サッパリしつつ、しっかり食べごたえもあるので、夏のおかずとしてもピッタリの一品です。
せっかくなので、もう一品ご紹介しましょう。
「キュリとタコのバルサミコソース炒め」です。
作り方は、オイスターソース炒めとほぼ同じ。
ただそれだけなのに、こちらは一転してしっかりとスペイン風の料理になるところが面白い。
ビールやよく冷えた白ワインに、とても良く合います。
日本もこれからますます暑くなり、食卓にキュウリが登場する機会も増えてくるでしょう。
いつものサラダやお漬物だけではなく、キュウリをメインのおかずにもぜひ使ってみてください。
今日もごちそうさまでした。