こんにちは、居酒屋大好きタイの晩ごはんです。
緊急事態宣言に伴うアルコール制限が解除されたので、久しぶりに日本の居酒屋に行ってきました。いいですよね、日本の居酒屋って。
バンコクにも日本スタイルの居酒屋は多くありますが、やはり本場は違う!
というわけで、今回は「とりのごん助」さんを訪れました。
初めてでしたが、ここがコスパ抜群でなかなかに良かったのですよ。
まずはメニューから。
最初に、店員さんからおすすめのメニューをマジックでぐるぐると強調されます。
裏にもメニューは続くのですが、これはやっていませんと。
え、どうして…と思っていると、
上のメニューの中から選別されたのが、こちらとのこと。
これが緊急事態宣言明けでまだメニューが全て戻っていないのか、食材の関係なのか、普段からこういうスタイルなのかは分かりませんが…。とんぺい焼き、食べたかったな。
ドリンクメニューです。
もちろん、ノンアルも揃っています。
居酒屋にきたら、やっぱり「とりあえず生」でしょう。
スーパードライというのがちょっと(実はかなり)不満ですが、生ビールと生グレープフルーツソーダです。
焼き鳥屋さんの定番、お通しのキャベツをパリパリほおばりながらビールを流し込みます。うまい!
キャベツはおかわり自由。塩ダレは濃い目ですが、頼めばプレーンでも持ってきてくれます。私たちは皿に残ったタレの上に、追加のキャベツを盛ってもらいました。
では、焼き鳥をいただきましょう!
まずは、おすすめだという「三度焼き鶏皮(塩)」。
もともと鶏皮は大好物なのですが、これは焼きを重ねているため、さらにパリパリの食感。もちろん、旨味もじんわりと口の中に広がります。
これなら、串4本分だという「三度焼き鶏皮ほぐし盛」を頼んでも良いかも。
こちらは「ぼんじり」と、「ふわとろつくね」のそれぞれ塩。
同じものをタレでもいただきました。
ぼんじり、今ではすっかりメジャーになりましたね。私がぼんじりの存在を知ったのは「美味しんぼ」のおかげでした。
図らずも、このときの山岡夫妻と同じ組み合わせになってしまいました。
とりのごん助のぼんじりも皮目はパリッと、中はジューシーで抜群です。ふわとろつくねはその名の通り、ふわふわの食感で優しいお味。
食べ比べた結果、ぼんじりは塩で、ふわとろつくねはタレがおすすめです。
こちらは、「なんこつ」と「タン」をそれぞれ塩で。
なんこつのコリコリ食感が最高なのは当然として、びっくりしたのがタン。
これがすんごく美味しかったんですよ。
今回いただいた中で一番かもしれない。
焼き鳥屋さんで豚のタンが最高ってどうなのよ?という声も聞こえてきそうですが、美味しいものは仕方がない。
この後、追加でさらにいただきました。
こちらは、箸休めの「いぶりがっこのポテサラ」。
味はともかく、もうちょっと量が欲しかったな。
ちょっと目先の変わったものを、ということで頼んだのがこちらの「ソースカツ」。
焼き鳥屋さんなので、カツといってもチキンカツです。
それはまぁ良いのですが、このソースカツは個人的にはイマイチ…。今回いただいた中では唯一のハズレでした。
こちらもおすすめだという、「白レバー刺し」も頼んでみました。
豚のレバ刺しは日本の居酒屋からは消えてしまいましたが(バンコクでは食べられるのですよ)、こちらは鶏の肝。
肝が美味しいというのは分かりきっているのですが、この白レバー刺しも絶品!
こういうのは鮮度が命なので、今日はあたりだったのでしょう。
これはもう日本酒しかない!ということで日本酒を頼もうとしたら、売り切れとのこと。
ガーン。
居酒屋でお酒を切らすなんてことがあるのか?とも思うのですが、これもコロナのせいだと、一人で自分を慰めます。
かわりにおすすめされたのがこちら。
「情け嶋」という、八丈焼酎です。
八丈焼酎というのは初めて耳にしますが、その名の通り八丈島で造られている焼酎とのこと。
メニューにはないのですが、日本酒を切らしたお詫びとして「黒霧島」と同じ値段(290円)で出していただきました。
口当たりは確かに焼酎なのですが、あれ、この味どこかで覚えがある?とよくよく味わってみると、ちょっと泡盛っぽいんですね。
八丈焼酎は芋、泡盛はタイ米なので全然違うのですが、どことなく風味が近い。
同じ南の島なので、味わいも似てくるのでしょうか?
そんなこんなでお腹いっぱい、お酒も十分にいただいたとりのごん助。
これだけでもかなり満足なのですが、お会計の際にこんなものもいただきました。
ドリンクの無料券です。
ビール、ハイボール、チューハイ一杯注文につき、一枚がいただけるそうです。
このサービスは11月限定で、チラシ持参が条件となっています。
ただし、チラシそのものではなくて、画像を見せただけでもOKでした。
こちらがそのチラシ。
念のため、店員さんに確認してください。
さらにさらに。
とりのごん助名物だという「超粗挽きつくね」の無料引換券。
今回、こちらもいただいたのですが写真撮るの忘れてしまったのですよ。
確かに、ゴロゴロのつくねで食べごたえも十分な一本でした。
ほとんどの焼き鳥が一本130円と、ただでさえリーズナブルなとりのごん助ですが、ドリンクやつくねの無料券がついてくるとなんて、コスパ最高すぎるでしょ。
これは無料券の期限内に、リピートしなければなりません。
それがお店の戦略だと分かっていても、こういう企てなら大歓迎。
ちなみに、店員さんの接客も最高でした。これぞジャパンクオリティ!
皆さんもぜひ11月中に、とりのごん助を尋ねてみてください。
いつコロナの第六波がやってくるか分かりませんからね…。
今日もごちそうさまでした。