タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

岩魚の塩焼きとお刺身を食す

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

三度のメシよりも釣りが好きという、友人から岩魚(イワナ)をいただきました。

すんごい立派ですね。まな板からはみ出そうなほどのサイズ。

こんな見事な岩魚(もちろん天然もの)をいただけることもそうはありませんから、大切に調理していきましょう。

では、これをどうするか?

もちろん、塩焼きがファースト・チョイスでしょう。

本当は串に刺して、炭火で強火の遠火でじっくり焼き上げるのが一番なんですが、家庭ではそうもいきません。

普通に魚焼きグリルで焼いていきます。

塩を全体にしっかりまぶして15分ほどおき、出てきた余計な水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取ってグリルの中へ。

グリルは予熱しておきましょう。そして底にアルミホイルを敷いておくと後片付けが楽になります。

火加減は中火の強火、片面を8分ほど焼いたら、ひっくり返して4分。

焼き時間は魚のサイズによって変わってきますが、裏面の焼き時間は半分が基本となります。

岩魚が焼き上がりました。

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ちょっと焦げたのはご愛嬌。

皿に収まりきらないサイズの岩魚の塩焼きです。

よく川魚は臭い、なんて言う人もいますがそんなことは全然なく。

ただただ、爽やかな香りが食欲を刺激します。これに比べたら、海の魚の方がよっぽど磯臭いんじゃないかなぁ。

味わいは淡白ながらも旨味が強い。

クセが全く無くて上品な味わいなので、本当に美味。

岩魚は身が柔らかいので、口の中でホロホロと崩れていきます。

本当は串に刺してガブリとかぶりつくのが、一番美味しい食べ方なんでしょうね。

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こちらは岩魚のお刺身。

きれいなサーモンピンクですね。

岩魚はサケ科の仲間なので、身の色も似ているんですね。

塩焼きにした岩魚は渓流釣りの天然物ですが、こちらの岩魚のお刺身は管理された釣り場で釣ったという養殖物。

天然の川魚は寄生虫の心配があるので生で食べるのはNGとされていますが、この岩魚なら大丈夫。

養殖モノとはいえ、しっかりとした環境で育てられたという岩魚なので、刺し身の味わいは鮮烈にして滋味深い。

口の中でトロトロと溶けていきますが、旨味はしっかりと残っています。

塩焼きも美味いけれど、やっぱり刺し身はスゴイな!

日本酒が進んでしかたありませんが、温かいご飯と一緒に食べても最高!

 

以前から、岩魚よりもヤマメの方が味は上と思っていたのですが、改めて塩焼きとお刺身の両方で岩魚を食べてみるとやっぱり美味しいわ!岩魚。

それもこれも、岩魚を釣り上げて贈ってくれた友人のお陰。

ありがとうございます。

自分も釣り、始めてみようかな…。

 

今日もごちそうさまでした。