こんにちは、引き続き一時帰国中のタイの晩ごはんです。
今回の帰国中のミッションの一つに、新しいモバイル回線の契約がありました。
ていうか、楽天モバイルに申し込みたかったんですね。
というのもこの楽天モバイル、海外在住者にとってはメリットしかない、夢のようなキャリアなんです。
そこで今回は海外在住者目線から見た、楽天モバイルのメリットと注意点をご紹介しましょう。
- 楽天モバイルのメリット1:海外から日本に無料で通話ができる!
- 楽天モバイルのメリット2:基本料金も無料!
- 楽天モバイルのメリット3:一時帰国時のWiFiルーター代わりに使える!
- 海外在住者が楽天モバイルを利用するときの注意点
- まとめ
楽天モバイルのメリット1:海外から日本に無料で通話ができる!
楽天モバイルの最大のメリットは、海外から日本に無料で電話ができることです。
楽天Linkというアプリから発信することが条件となりますが、番号も「070~」などの普通の携帯の番号で発信できます。
しかも国番号とかを入れる必要もなく、普通に日本にいるのと同じ感覚で発信することができます。
電話を受けた人も、海外からの着信だとは思わないでしょう。
知り合い同士ならLINEなどのSNSで連絡を取り合えば良いのですが、海外から日本の役所などに電話をしたいときもあります。そんな時に楽天モバイルは本当に便利。
注意点としてはiOSの場合、海外で日本からの電話を受けるときにはiOS標準の電話アプリでの着信となるため、海外通話扱いになること。そのため、着信を受けても電話をとらず、こちらから折り返すのが望ましいですね。
さらに、海外からフリーダイヤルへの通話はできません(フリーダイtヤルは楽天リンクではなく、標準電話アプリでの発信になるため)。これはちょっと残念な仕様なので、フリーダイヤルへの通話も楽天リンクからできるようにして欲しい。フリーダイヤルだけで、一般の番号を公表していない企業も結構多いんですよね。
【2022年4月追記】
楽天リンクアプリから、フリーダイヤルへの発信ができるようになりました!
実際に確認済みです。やった!
楽天モバイルのメリット2:基本料金も無料!
楽天モバイルは海外からの通話が無料なだけではありません。なんと基本料金も無料なんです!
このように、毎月2GBまでは海外でも基本料金無料でデータ通信が可能です。
対応している国と地域は全部で66カ国。もちろん、タイもその中に含まれています。
デュアルSIM対応のスマホに現地のSIMカードと楽天モバイルのSIMを挿しておけば、通常のデータ通信は現地SIMで、日本からの着信時のみ楽天モバイルを使用するということも可能。通話だけで2GBを超えるということはかなり難しいでしょうから、基本的にはずっと0円で運用できるというわけ(万が一2GBを超過した場合でも通信速度が最大128kbpsに制限されるだけなので、通話には支障がないと思われます)。
ちなみに66カ国以外の国でも、WiFi環境下ならば発信&着信は可能だと推測しています(未検証)。
楽天モバイルのメリット3:一時帰国時のWiFiルーター代わりに使える!
海外在住者が一時帰国時に頭を悩ませるのが、WiFiルーターをどうするか?
短期でレンタルできるポケットWiFiルーターはコスパが悪く、通信量の制限があったりもします。
ところが、楽天モバイルはどれだけ使っても、月額マックスで3,278円しかかかりませんん。
この金額で、データ容量を気にせずに使えるのは単純にスゴイ。
スマホのテザリング機能を使えばWiFiルーター代わりに使えますし、もちろん専用ルーターを用意するもよし。
今なら楽天モバイルに初めて申し込む方を対象に、WiFiルーターが実質無料になるキャンペーンも行われています。
ただし、楽天モバイルを一時帰国中のWiFiルーター代わりに使う時には、エリアを確認
しかしそうは言っても本当に楽天モバイルをWiFiルーター代わりに使えるのか?現在我が家で実際に使って検証中ですので、改めてご報告いたします。
海外在住者が楽天モバイルを利用するときの注意点
海外在住者にとっては非常にありがたい楽天モバイルですが、注意点もあります。
それは、全てのスマホが楽天モバイルに対応しているわけではないということ。
手持ちのスマホが楽天モバイルに対応しているかどうかは、公式サイトのご利用製品の対応状況確認で確認することができます。
しかしもし手持ちのスマホが海外で購入した、日本未発売のモデルの場合、上記のページでは確認することができません。
その場合、スマホのスペック表を確認して、楽天モバイルの主要周波数帯である「Band3」に対応しているかどうかを見てください。Band3対応のスマホなら、楽天モバイルを利用できるはずです。
スマホが楽天モバイルに対応していない、もしくはよく分からない、という場合は楽天モバイルで販売しているスマホを購入しちゃうにも手の一つ。
楽天モバイルではスマホが実質料金0円で購入できるキャンペーンも定期的に開催しているため、チェックすると良いでしょう(新規契約者に限る)。
まとめ
楽天モバイルは維持費がタダで日本の携帯番号を持てて、海外から日本への通話料も無料。さらに一時帰国中のWiFiルーター代わりにも使える、海外在住者にとってはメリットしかないキャリアです。
これまで海外から日本に通話するときには、当ブログでも紹介した「SMARTalkを利用していました。
ただSMARTalkは「050~」のIP電話、そして現在は新規申込みの受付を停止しています。SMARTalkも楽天系列のサービスなので、それも納得ではあるのですが。
海外在住者にとってはメリットこそあれ、デメリットはほとんど見当たらない楽天モバイル。
今度の帰国時に、あなたも契約されてはいかがでしょうか?
(上記内容は全て、2021年11月現在のものです)