
こんにちは、タイの晩ごはんです。
私たちがタイへの移住を決めた理由の一つが、物価が安くて安全であること。
でもそのタイの「物価の安さ」が失われつつあります。
原因は言うまでもなく、円安と物価高。
タイも物価は少しずつ上昇しているのですが、それ以上に痛いのが円安。
私たちがタイに移住した2017年頃は1バーツ約3.5円。それは今は1バーツ約5円ですから、全ての物価が1.5倍になっている計算です。
本当に、きつい。
そこら辺についてさらに詳しくは、こちらをご覧ください。
そんな中で最近の我が家の家計を救っているのが、こちら。

なんだか分かりますか?
実はこれ、豚の骨(主に背骨や肋骨周り)のブロックなんです。
タイはこの豚の骨の塊を使った料理が色々とあります。
例えば、レンセープ。

豚のスペアリブをじっくり煮込んだスープに、青唐辛子やライム、ハーブなどを効かせた、酸っぱくて辛いタイのイサーン料理です。
他にも、これとか。

我が家の大好物のクイジャップユアン。スープを豚の骨で取るだけではなく、それ自体も具にしています。
クイジャップユアンについてさらに詳しくは、こちらをご覧ください。
このように、タイ料理ではこの豚の骨が結構なわりあいで利用されています。
とはいえ、骨は骨なんでしょ?と思ったあなた。
それは間違いがないのですが、骨によるのですよ。
というのも…

この写真ではちょっと分かりづらいかも知れませんが、「骨」の中には、「ほぼ肉」のようなものも混じっているのです。
特に、午前中はそうした「ほぼ肉」の「骨」に出くわすことが多い。みんな知っているんでしょうね。肉付きの良い骨から無くなっていきます。
この「ほぼ肉」の「骨」を1時間ほどじっくり茹でると、柔らかくなった茹で豚肉が手に入るというわけです。

鍋に水を張って、まずは強火。沸騰してくるとアクが出てくるのでそれをすくって、弱火~中火の表面がフツフツするくらいの火加減で煮込んでいきます。

450gの骨から、267gの肉が取れました。
まるでツナのような、小さな塊上のお肉。
この肉はパスタの具材にしたり、野菜炒めに使ったりと、何にでも使えます。

骨は67gなので、やっぱり「ほぼ肉」でしたね。
今回の「骨」は450gで31B(≒¥150)だったので、33円/100gということになります。
めっちゃ安いですよね。
そして茹で汁はもちろん、スープに。

この日は、ラーメンにしました。
豚だけだとちょっとくどいので、和風だしも加えて、Wスープに。
まるでお店のような味のラーメンが楽しめます。
お肉は、おでんに使ってみました。

普段は豚足や牛すじを使うのですが、このお肉もおでんに最適。

ホロホロのお肉がおでんの出汁を吸って、最高。
というわけで、最近はスーパーに行くと必ず、肉付きの良いものがないかをチェックするようになっています。
「骨周りの肉が一番美味い」の格言通り、この肉の美味しさも折り紙つき。
日本でも同じようなものを、例えば熊本では「骨かじり」、沖縄では「骨汁」として利用しています。
そういえば、もうずっと骨汁なんか食べてないな…。今度、作ろう。
というわけでは、安いだけではなく美味しいスープと茹で豚肉が手に入る「骨付き肉」をぜひご活用ください!