こんにちは、ゆっくり一時帰国中のタイの晩ごはんです。
こんなブログを運営しているためか、一時帰国中には「なにかタイ料理つくって!」というリクエストをいただきます。
お土産は消え物に限る!という鉄則からすると、日本でタイ料理を作って振る舞うのが一番のお土産になるかもしれませんね。
そこで今回の一時帰国で作った、日本でもお手軽にできるタイ料理(もどき)をご紹介します。
まず作るのがカオマンガイ。
私自身が一番好きなタイ料理かつ、日本にある食材でも作れるのがポイントです。
まずお鍋にたっぷり水を張り、ニンニク2~3粒、生姜ひと欠け、ネギの青い部分を入れて、鶏もも肉を茹でていきます。
火加減は沸騰するまでは強火、その後はお鍋が軽くフツフツとなるくらいの中火の弱火程度で。
途中アクが出てくるので、丁寧にすくいます。
この茹で汁がダシになるので、アクはしっかり取り除いてくださいね。
30分ほど茹でてしっかりダシを取ったら、ご飯の準備に入ります。
普通にお米を研いで、炊飯器にセット。お水の代わりに先ほどの鶏肉を茹でた出し汁を使います。この出汁でお米を炊くのがカオマンガイの大切なポイント。
水加減は日本米なら普段どおりで大丈夫。より本格的にタイ米を使う場合は、米1に対して出し汁1.5くらいの割合が良いでしょう。
お米1合に対して塩ひとつまみ弱を入れて、炊いていきます。今回は3合炊きました。
炊飯器に生の鶏肉を入れて一緒に炊き上げるレシピもありますが、そうするとご飯がアクも吸い込んじゃうので、やはり別で茹でるのが美味しいと思います。
ご飯を炊いている間に大切なタレを作りましょう。
【タレのレシピ】
- オイスターソース:大さじ1
- ナンプラー大さじ1:(醤油でも可)
- お酢:小さじ1
- 砂糖:小さじ1~2
- 出し汁:小さじ1~2
- ニンニクみじん切り
- 生姜みじん切り
- 赤唐辛子1本小口切り(鷹の爪でも可)
- すりごま:大さじ2~3
タレのレシピはあくまでも目安ですので、ご自分の好みで調整してください。すりごまはたっぷり使うのがおすすめです。
ご飯が炊けたら、すぐに茹でた鶏肉を炊飯器に入れてご飯と一緒に蒸らしましょう。そうすることによって鶏肉もよりジューシーに仕上がります。
お皿にご飯を持って、適当な大きさに切り分けた鶏肉を乗せましょう。
もしパクチーが手に入れば、少し散らしてあげるとより本格的に。
鶏のダシを吸ったご飯とジューシーな鶏肉、そして甘辛なタレでバクバクいけちゃうカオマンガイの完成です。
続いてもう一品、タイ人のソウル・フードでもあるソムタムを作りましょう。
ソムタムのメイン食材となる青パパイヤは日本ではなかなか手に入らないので、代わりにもやしを使います。
もやしはお湯をさっと注いで青臭さを取ります。茹でるとシャキシャキとした食感が失われてソムタムっぽくなるので、お湯をかける程度でOK。
続いてボウルにタレを作ります
【ソムタムのタレのレシピ】
- ニンニクみじん切り:二欠け
- 赤唐辛子・青唐辛子小口切り:それぞれ一本ずつ(鷹の爪でも可)
- ナンプラー:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- お酢:大さじ1
- レモン汁:大さじ1(ライムならなお良し)
- すりゴマ:大さじ1
このタレの入ったボウルの中に、湯切りしたもやし、レタス、トマト、玉ねぎの千切りなどのお好みの具材を入れ、手でザックリザックリもんで混ぜ合わせれば完成です。
もやしのなんちゃってソムタムの完成です。
辛いのが苦手な人は唐辛子の量を調整してください。
ちょっと青臭さの残るもやしの食感が、いい感じでソムタムらしさを演出しています。
ナムプラーさえあれば、これも日本で手に入る食材で簡単に作れるのでおすすめ。
ビールのつまみにも最適ですよ。
日本で手に入る食材でお手軽に作れるタイ料理。
ぜひ一度ご家庭でもチャレンジしてみて、タイ気分を味わってみてくださいね。
今日もごちそう様でした。