こんにちは、麺類大好きタイの晩ごはんです。
タイにもパッタイやクイッティアオ、カオソーイ、クイジャップユアンなどの美味しいヌードルがありますが、一時帰国中はやっぱり日本の美味しい麺が食べたい!
ラーメンも大好きなのですが、歳を重ねるごとに(?)好きのレベルが上っていくのが蕎麦ではないでしょうか。
もちろんお蕎麦屋さんでいただくのが一番ですが、家でももっと気軽に美味しいそばを食べたい!そんな中でスーパーでの買い物中にふと目に入ったのが、乾麺の二八そばです。
二八そばといえば、つなぎ2:そば粉8という、多くのお蕎麦屋さんで出されている本格的なそば。
それが乾麺でも普通に出ているんだ~というのが、一時帰国中の身としての正直な感想ですが、その二八そばが二種類もある!
どっちを食べたら良いんだろう?としばし悩みましたが、答えは簡単でした。
どっちも食べたらいいじゃない。
というわけで、せっかくの機会なので乾麺の二八そばを食べ比べてみましょう。
奈良屋 二八の裁ちそば
最初に食べたのが、「奈良屋 二八の裁ちそば」です。
これは裏書きにもあるとおり、マツコの知らない世界でそば好きとして知れ渡ったDEENの池森秀一さんとのコラボ商品ですね。
200gで380円前後と、乾麺としてはなかなかのお値段です。
これを裏書きの指示通りに茹で上げたのが、こちら。
見た目はすごく良いですね!
そば粉がしっかりと確認できますし、3種類の幅の麺が一緒になっている乱切り仕上げになっているのも、手打ち感の演出に一役買っています。
では実際に食べてみましょう。
まずはつゆをつけずにそのままいただくと、蕎麦の風味がしっかりと感じられます。
のどごしもツルリとしていますが、食べごたえもしっかり。このへんは二八そばらしいですね。
では続いて、つゆをつけていただくと…
あ、美味しい!
なめらかな麺の食感と、蕎麦の味わいがちゃんと両立している。
もちろん、お蕎麦屋さんの打ち立て・茹でたての最上のそばには敵いませんが、乾麺としてはかなりのレベル。
ていうか、このくらいのクオリティのそば出しているお蕎麦屋さんはいくらでもありそう。
上の写真は200gいっぺんに茹でたものですが、食べごたえもかなりあります。
値段はちょっと張りますが、お蕎麦屋さんで食べることを考えるとコスパも良いんじゃないでしょうか。
正直、食べる前はあまり期待していなかったのですが、ちょっと乾麺のレベルを超えている。
池森秀一、やるな。
そして二八そばの良いところは、乾麺であるにも関わらず、蕎麦湯もいただけるところ。
そば自体はもちろんですが、蕎麦湯がすごく好きなんですよね。
大満足の奈良屋 二八の裁ちそばでした。
山本かじの 二八そば
続いて(とは言っても、もちろん翌日ですが)いただいたのが、「山本かじの 二八そば」です。
こちらは250gで280円前後と、奈良屋 二八の裁ちそばよりもリーズナブル。
この値段の差は、池森秀一とのコラボ分なのか、それともそば自体のクオリティの違いなのか…
実食してみましょう。
こちらも見た目は悪くありませんが、奈良屋 二八の裁ちそばよりもずっと細めで、そば粉もあまり目立ちません。
同じようにまずはそのままいただくと、風味もぐっとマイルド…というか、大人しい。
つゆをつけていただいても、その感想は変わらず。
決してまずくはないんですが、奈良屋 二八の裁ちそばの後にいただくと、その差は歴然としてます。
奈良屋 二八の裁ちそばが生麺に非常に近い乾麺だとすると、山本かじの 二八そばは乾麺の枠を出ていない。
これは明らかに、奈良屋 二八の裁ちそばの方が美味しいですね。
グラム換算だと値段は100円以上異なりますが、両者その値段以上の差があるように感じます。
次に買うとしたら、間違いなく奈良屋 二八の裁ちそばを手にするでしょうね。
ただもちろん、山本かじの 二八そばも乾麺であることを考えると十分に美味しい。あくまでも奈良屋 二八の裁ちそばが乾麺としては美味しすぎる(ちょっと褒め過ぎか?)ということ。
普段タイで食べる機会があまりないので、最近の乾麺のレベルの高さにびっくりしているというのが正直なところ。
いや、美味しいわ。
お蕎麦屋さんでいただくようなそばを乾麺で食べられるとは…ちょっとすごい。
タイに戻る前に、さらに色々と乾麺のそばをいただくことにしましょう。
今日もごちそうさまでした。