こんにちは、タイの晩ごはんです。
上の写真はコロナ前のタイ・プーケットのビーチの様子ですが、新型コロナウイルスによって状況は一変。
プーケット島を始め、観光で成り立っているタイ各地は壊滅的なダメージを受けています。
日本でも観光業界支援のためのGo Toキャンペーンが予定されていますが、新規コロナ感染者の増加によって見通しが暗くなっていますね。
観光客の受け入れを模索しているここタイでも、状況が少し変わってきました。
タイでは7月16日現在、国際線旅客便の離着陸および外国人の入国が制限されていますが、特例として労働ビザを持っている日本人ビジネスマンとその家族の入国が徐々に始まっています。
また報道によると、タイのピパット観光・スポーツ相は9月を目処に日本からの観光客の受け入れを段階的に再開したいとの考えを示したそうです。
新型コロナウイルスの新規感染者が1ヶ月以上ゼロを更新しているタイで、主要産業である観光を再開させて経済回復を目論むのは当然のことでしょう。
しかし、こうした流れに水を差す出来事が生じてしまいました。
タイでは最近、特例措置で入国していた外国人外交官やその家族、軍人などが新型コロナウイルスに感染していたにも関わらず、バンコクやラヨーンなどで自由に行動していたことが判明しました。
それを受けて、今後の外国人の入国受け入れについて見直しや変更が予想されています。
タイ国民も今回の件に関しては怒り心頭の様子で、世論調査によると外国人旅行者の入国に否定的な意見が半数以上を占めているとのこと。今後の観光客受け入れのタイムスケジュールにも影響を及ぼすかもしれません。
タイ国内では通常の経済活動は再開されていますが、観光客相手のホテルやレストラン、商業施設などは厳しい状況が続きます。
日本とタイの自由な往来が再開される日はいつやって来るでしょうか…。
なにはともあれ、本日の晩ごはん。
今日は豚肉のさっぱり煮です。
【豚肉のさっぱり煮の作り方」
- 豚バラ肉の塊を食べやすい大きさに切り、フライパンで表面を軽く炙る。
- 鍋に豚肉とお好みの具材(今回は大根、じゃがいも、えのき)、ひたひたになる程度の水、調味料(醤油1:味醂1:酒1:お酢1:砂糖0.5)を入れ、始めは強火、沸騰したら中火の弱火にして落し蓋をし、20分ほど煮込む。
- 大根に火が通っていることを確認し、そのまま冷ます。
- 食べる直前にもう一度温めたら完成。
合わせた調味料で煮るだけの簡単料理。
彩りに菜っ葉やインゲンを添えても良いですね。
調味料は黄金比の醤油1:味醂1:酒1に、お酢と砂糖を加えるだけ。穀物酢、米酢などのお酢の種類による味の違いを試すのも楽しい。
煮込み料理は冷める仮定で味が染み込みますので、出来たてをいただくのではなく、一度しっかり冷ましましょう。
普通の豚バラ肉の煮付けだとクドくなりがちなところを、お酢を加えることによってさっぱり美味しくいただけます。
暑くなってきて食欲が落ちる際のスタミナ食としてもおすすめ。
ご飯のおかずはもちろん、ビールや焼酎との相性もバッチリです。
日本もこれからどんどん蒸し暑くなってくると思いますので、こういった料理を食べて夏バテを防止してください。
今日もごちそう様でした。