タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

バンコクで1回目のワクチン接種を済ませてきました

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

日本もここタイも、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかりません。

タイのここ一週間あたりの感染者数の平均は1万4000ほど。厳しいですね。

そんな状況の中、ワクチンの1回目を接種してきました。

今回ワクチンの接種ができたのは、タイ政府が支援する企業向けの枠。

日本でいう職域接種のようなものでしょうか。

働いている本人ではなく、その家族(私のような)も接種対象にしてくれて助かります。

接種場所となったのは、ラップラオ病院。我が家からはバイクで15分ほどの距離です。

病院の向かいにある別館(緊急病棟?)の3階が会場となっています。

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正面入り口ではなく、脇を抜けて裏口へ回ります。

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入り口でおなじみの体温測定をして、3階へ。

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パスポートと、事前に記入しておいたワクチン接種同意書を提出して受付番号を受け取ります。

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116番でした。

接種開始時間は9時ということで、少し早めに到着したのですが、すでにもう3桁です。

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待合室もすでにいっぱい。

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その隣はシンプルな食堂になっていました。さすがタイ…ということではなく、ロックダウンのために食事ができないスペースを待合室に使っているのですね。

待合室で順番を待っていたところでトラブル発生。

なんとシステム障害により、接種を一時中断するとのこと。

せっかく朝イチでやってきたのに、これじゃあ意味がない。

ただ文句をいっても仕方がないので(そもそもタイ語で言えない)、おとなしくみんなと一緒に待ちます。

会場内は日本人が一番多くて、ファランの姿もチラホラ見かけたのですが、彼らも文句は言ってませんでしたね。クレームのせいでワクチン打たせてもらえない、ということになったらそれこそ意味がないですし。

1時間ほど待たされて、なんとか接種が再開しました。

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正面の会場に戻り、先に料金を精算します。

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費用は1セットで300B(≒¥1,050)。

これはワクチン代というよりも、病院への接種サービス代金ということになります。

このまま会場内のイスに座って待っていると、看護師さんが一人ひとり回って接種を始めていきます。

個室に呼ばれるのかと思ったら、その場で打たれるのですね。

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針は極細なので、巷で言われている通りそれほど痛くはありませんでした。

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経過観察中に、水と解熱剤が配られます。これは親切。

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何事もなければ、次回の接種予約表を受け取って接種完了です。

次回は10月末。

今回接種したのはアストラゼネカ製ですが、通常の接種間隔は8週間。それよりも長い12週間後ということでしょうか。

ただ、最近の研究ではAZワクチンは接種期間を遅らせたほうが予防効果が高まるという報告もあるようですから、良しとしましょう。

この間に感染しないように気をつけないとね。

次回の接種日は予め病院から指定されていますが、都合が悪ければ変更も可能です。実際、私たちも変更してもらいました。

 

タイでのワクチン接種は日本よりもさらに遅れています。

そうした中で今回ワクチンを接種できたのはラッキーだったと言っていいでしょう。

タイ在住日本人専用のワクチン接種の受付も間もなく始まるようです。ワクチンによって早くコロナが収束してくれるのを願ってやみません。