タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

「いば旅あんしん割」でお得に旅行を楽しもう!【後編】 グランピングヴィレッジIBARAKI&雄助の牛タン定食

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こんにちは、タイの晩ごはんです。

コロナワクチン接種、もしくはPCR検査によってお得に旅行が楽しめる「いば旅あんしん割」の後編です。いば旅あんしん割の詳しい内容ならびに前編については、こちらをご覧ください。

いば旅あんしん割は、期間内であれば何泊でも割り引きが受けられます。というわけで、丸徳旅館を後にした我々はさらに北を目指しました。

最初に訪れたのは、日立市の山の中に蔵を構える椎名酒造さんです。

茨城県内にあるいくつもの酒蔵の中から椎名酒造さんを選んだのは、いば旅あんしん割でもらえる「地域応援クーポン券」が使えるから。

一泊あたり一人2,000円の地域クーポンいただけますが、使える場所・店舗が決まっている(詳しくはこちら)こと、そして有効期限が宿泊日の翌日までなので、すぐに使い切らなくてはならないんですね。

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椎名酒造さんは酒蔵にしては珍しく、山の中に蔵を構えています。

その理由は、やはり水だとか。昔は原料のお米を運ぶのにも苦労したそうです。

こちらでは、コロナ禍でも「福久心」の純米吟醸本醸造が試飲可能。

純米吟醸の方は香り高く、スッキリとした旨味が味わえます。本醸造は一転してドッシリとした、腰の強いタイプ。どちらも奇をてらった味わいではありませんが、日本酒はこれでいい。

地域応援クーポンを使って、蔵元でのみ販売しているという「純米吟醸山田錦)」と、「特別純米酒 蔵なま」をお土産用に購入しました。

椎名酒造さんは先代が亡くなられた後、6代目が後を継いだそうです。自らお酒を醸す、いわゆる蔵杜氏ですね。

昔は日本酒づくりといえば、農作物ができない冬の時代の出稼ぎ仕事でした。しかし最近は出稼ぎの必要がなくなってきていること、出稼ぎが嫌われていることなどから地方から来てくれる人が減っている、というような話を女将さんから伺いました

若い世代を中心に、蔵元杜氏が増えてきているのはそんな事情もあるんですね。

お酒だけなら酒屋さんに行けば買えるんですが、蔵元を実際に訪れるとそのお酒の背景や息遣いまで見えてきそうで、非常に楽しい。

ちなみに、地域応援クーポンは県内の「酒のやまや」でも使えるので、時間がない場合はそちらへどうぞ。

 

お昼に訪れたのは、高萩市にある「雄助」さんです。

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本当は別のお店に行く予定だったのですが、満員のために仕方なくこちらを訪ねたのですが、これが結果的に大正解!

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こちらが「牛タンランチB(牛タン・ライス・テールスープ」1,100円。

仙台風の牛タンはしっとりと柔らかくて味わい深く、ご飯がすすんでたまりません。

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こちらは「牛タンシチューランチ(シチュー・スープ・サラダ)」1,000円。

デミグラスソースはおそらく市販のものですが、牛タンランチよりも分厚いタンがゴロゴロ入っていて、こちらも食べごたえ抜群。

思いがけず美味しいランチをいただけて、お腹も心も大満足です。

 

そしてこの日の宿は、北茨城市にある「グランピングヴィレッジIBARAKI」。

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グランピングヴィレッジIBARAKIは、このようにキャンピングカーで最近流行りのグランピングを楽しめる宿泊施設(エアドームもあり)です。

我々が宿泊したのは「ラグジュアリートレーラー」 で、中はこのように広々としています。

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ダイニング。

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そしてこちらがメインベッドルーム。

他にも簡易型の2段ベッドが備わっている寝室が一つあり、家族でも宿泊できるようになっています。

グランピングヴィレッジIBARAKIには温泉施設も併設されており、宿泊者は無料で利用可能です。

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一面ガラス張りで太平洋が間近に望める温泉は、開放感抜群!

グランピングというだけあって、夜はBBQです。

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このように、品数・ボリュームともにふんだんなBBQコースがいただけます。

こちらがこの日のメニュー。

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BBQグリルはさすがに炭火ではありませんが、何も用意せずに手軽にBBQが楽しめるのがグランピングの良さ。こんなんでいいの?という気持ちもなくはありませんが…。

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この常陸牛がすごかった!

普段は赤身のお肉をこよなく愛するのですが、和牛ってやっぱりすごいね。口のなかでとけていきます。

お酒は持ち込み自由なので、それこそヤマヤなどで仕入れておくと良いでしょう。この日のワインはHARDYSのスパークリングと、「ムーラン・ド・シトラン・オー・メドック 2010」。やまやで2,000円のフランスワインですが、これは値段以上の価値がありましたね。普段はなかなか手が伸びない価格帯のワインですが、地域応援クーポンがあればヘッチャラ。

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朝食はこんな感じです。

朝はさすがにこの時期寒いので、キャンピングカーの中でいただきました。

いば旅あんしん割で結局どのくらいお得になったのか?

いば旅あんしん割を利用しての二泊三日の旅行でしたが、結局どのくらいお得に宿泊できたのでしょうか?

初日の分とまとめて計算してみましょう。

一泊目
  • 丸徳旅館あんこう鍋グルメプラン(フルコース):¥13,800✕2
  • いば旅あんしん割△¥20,000円+地域応援クーポン¥4,000円分
  • 実質支払金額:¥3,600
二泊目
  • グランピングヴィレッジIBARAKI:17,380円✕2
  • いば旅あんしん割△¥20,000円+地域応援クーポン¥4,000円分
  • 実質支払金額:¥10,760

このように、二泊三日で実質14,360円で宿泊できたことになりました。

やっぱりいば旅あんしん割すごい!

いば旅あんしん割は今のところ、12月31日宿泊分まで利用できるようです。

せっかくの制度ですので、いば旅あんしん割を使ってぜひお得に旅行を楽しんでください!

 

今日もごちそうさまでした。