こんにちは、日本に一時帰国中のタイの晩ごはんです。
日本滞在中の一番の楽しみは、やはりなんと言っても日本の美味を食べまくること！
というわけで、一時帰国中にいただいた大阪の美味しいものをまとめてご紹介します。
まず伺ったのが、神戸長田名物ぶっかけの有名店「ゆき」さん。
ぶっかけとは牛すじとこんにゃくを甘辛く煮込んだ神戸のソウルフード。
ゆきさんはそれをお好み焼きにして出してくれます。
右がぼっかけの「すじ焼き」580円で、左がこちらも神戸名物の「そばめし」750円。
ぼっかけはプレーンの状態で出されるため、ソースや節粉、青のりなどをお好みでトッピングしていただきます。
具材のほとんどはキャベツと言うほど大量のキャベツでふっくら厚めにできる大阪のお好み焼きと違って、こちらのお好み焼きはペラっとしていますが、どこを食べてもぶっかけが入っているほど、すじがたっぷりで非常に満足感があります。
コテを使ってすじ焼きを一口ほお張り、すかさずビールで流し込めば、あぁ、最高。
昼間っからのビールって背徳的な美味しさがありますよね。
そばめしももちろん文句のない美味しさ。でもそこに追いソースをかけて、鉄板でちょっと焦がしてやると芳しい香りでいくらでも食べられそうになります。
〆はこちらのオリジナル、「ぼったこ」。
明石焼きのようにたこ焼きを出汁の張った椀の中に沈めていますが、違いはタコではなくぼっかけを使っているというところ。
本来は２～３人でシェアしていただくのですが、タイからやって来たということで、「特別に４人用にしたったで！」と出してもらえました。
ぼっかけを使っている分、明石焼きよりも味はちょっと濃い目で出汁もしっかりした味ですが、こちらも美味しい。
初めてのぼっかけを堪能させてもらいました。
続いて訪れたのが、友人夫婦の行きつけの酒屋さんだという「ユアサ酒店」さん。
こちらは近畿地方を中心とした店主オススメの地酒を多数そろえていますが、試飲もできるんですね。
500円の有料試飲では、店主オススメの酒や、こちらの希望に合わせて３種類の日本酒を上の写真のようにグラスになみなみと注いでくれます。
近畿方面の日本酒については全くといって良いほど知識がないので、店主に色々と聞きながら利き酒ができるのが楽しい。
…というよりも、これだとほとんど立ち飲み屋のようになっていますね。
そんなに量はいらない！という人は、お酒を購入すること前提で、２～３種類のお酒を少量ずつ試すことも可能です。
地方に行かないと味わえない、こういった本物の「地酒」を味わえるのも旅の楽しみですよね。
せっかくの大阪ということで、牛肉もいただきました！
大阪を中心に様々な形態の焼き肉レストランを展開する、松屋グループの「焼肉特急 西昆陽171駅店」。
牛肉文化のないタイでは牛肉はなかなか気軽に食べられませんが、日本で牛肉の本場と言えば、やっぱり大阪ですからね。
なにしろ、関東では「肉まん」と呼ばれる食べ物も、関西では「豚まん」。551蓬莱の豚まんは大阪に来たら必ず食べなければいけません。
これは関東では「肉」＝「豚肉」なのに対し、関西では「肉」＝「牛肉」のため、わざわざ「豚まん」と言っているわけです。
こちらはランチメニューのその名も「漢（おとこ）ランチ」。
角切りのゴロゴロのハラミ肉のほかはご飯とスープだけという、これぞ漢のメニュー。
これを鉄板で焼いていただくわけですが、ハラミらしいジューシーさと旨味が堪能できつつ、お肉も柔らかくて最高です。
こちらの妻のオーダーした「中落ちカルビランチ」。このセットにはサンチェやナムルなどもついてきます。
ハラミよりもさらに脂が乗っているカルビが美味しくないわけないじゃないですか。
鉄板で焼いたお肉をご飯にワンバンさせて、口の中で牛肉の美味しさを味わいながら、タレがちょっと染みたご飯を夢中で頬張る…。こんな幸せがあるでしょうか？
焼肉屋さんではもちろん、ビールも忘れてはいけませんよね。
昼間っから飲んでばかりですが、休暇中ですので勘弁してください。
普段お酒をいただくときには白米は食べない私ですが、焼肉屋さんでの肉→米→ビールのコンボはたまりません。
こんなに美味しい焼き肉ランチが1,000円前後で食べられるんですから、日本っていい国ですねぇ。
こちらのお店も今回はじめてでしたが、リーズナブルで美味しい焼肉た食べられるのでオススメです。
今回の一時帰国では大阪以外にも、富山や沖縄にも向かう予定です。
それぞれの場所でもどんな美味しいものに出会えるか、楽しみです。
今日もごちそう様でした。
