こんにちは、タイの晩ごはんです。
高コスパで画質も良く、家で書籍や動画を見るのに最適のAmazon「Fire HD10」タブレットに新型が登場しました。
2017年に発売された旧型Fire HD10を愛用している筆者も、さっそく新型を購入しました。
今回はその両者を比較して、旧型ユーザーが新型Fire HD10に買い換える必要があるのか?という点を独断と偏見で語ります。
- Amazon Fire HD10はどんなタブレット?
- 旧型と新型の違いは?
- Google Play非対応はどうする?
- 旧型ユーザーは新型に乗り換えるべき?
- 新型Fire HD10ははっきり言って買い!
Amazon Fire HD10はどんなタブレット?
Amazon Fireシリーズは、Amazonが自社ブランドで製造・販売するタブレットです。
2019年12月現在、Fire7、Fire HD8、Fire HD10タブレットの3種類がラインナップされています(数字はインチ数を表す)。
この内、Fire HD10が10インチディスプレイ、フルHDディスプレイの最も性能が高い機種となっています。
Amazo FireタブレットはAndroid OSをベースにしたオリジナルOSを搭載しており、Google Play非対応というのが最大の特徴。アプリはAmazonが提供するアプリストアからダウンロードすることになります(この点は後ほど説明)。
旧型と新型の違いは?
では、2017年に発売された旧型Fire HD10と、先日発売された新型の違いを比較してみましょう。
左が旧型のFire HD10、右が新型です。
このように、新型と旧型では見た目に大きな違いはありません。
実際、サイズは両者とも全く同じ(262×159×9.8mm)で解像度も変わらない(1920×1200ピクセル)ため、並べてもどれが新型で、どれが旧型かはパッと見ただけでは分かりません。
旧型のFire HD10については、以前も当ブログで紹介しました。
新型と旧型の大きな違いは以下の通り。
- CPU性能がアップ
- USB Type-Cに対応
- 電池容量がアップ
まず、CPUがクアッドコアからオクタコアに変更され、性能がAmazon曰く「30%」向上しました。
充電ケーブルがUSB Type-Cになった点も、地味ですが大切なポイント。裏表がないType-Cのケーブルなら、寝る前に充電しようとして向きが分からないというイライラからも開放されます。何より、今ガジェットはどんどんType-C対応になってきているので、ケーブルを統一できるのは嬉しいですよね。
バッテリー容量も旧型の10時間から新型は12時間にアップ。実際の使用感では、12時間よりさらに使える感じがします。
旧型は2年間使ってきてバッテリーがヘタってきていることも考えられますが、新型は電池の減りがかなり遅くなりました。
充電アダプターも旧型の出力1.0Aから新型Fire HDは1.8Aになって充電速度が向上した点も見逃せません。
Google Play非対応はどうする?
Amazon Fireシリーズの最大の弱点が、Google Playに対応していないという点。
Amazonアプリストアでもメジャーどころのアプリは網羅されていますが、普段Androidタブレットで使用してる多くのアプリがAmazon Fireタブレットでは利用できません。
しかしそれにも抜け穴があり、Amazon Fireタブレットでも必要なAPKファイルをインストールするだけで、Google Playが利用できるようになります。
操作にはPCも必要ありませんし、もちろん脱獄化も不要です。
筆者も旧型ならびに新型HD10でGoogle Playを利用してAndoroidタブレットとして使用していますが、今までのところ全く問題はありません。
ただし、これはあくまでもメーカー非推奨の方法ですので、ご自分でネットで検索した上で、自己責任で行われてください。
旧型ユーザーは新型に乗り換えるべき?
では、旧型Fire HD10ユーザーは新型に乗り換えるべきでしょうか?
結論はYES!
Amazonによると、新型になってCPUの性能が30%向上したそうですが、実際の使用感はそれ以上です。
筆者は最近最も使うアプリの動作が重くなってイライラが溜まっていましたが、新型に乗り換えてサクサク動作するようになりました。
価格も¥15,980とこれまで同様に高コスパですので、旧型を使っていて最近ちょっと動作が重いなー、と感じている方なら、新型Fire HD10に買い換えるメリットはかなり大きいでしょう。
巷ではSDカード関連やディスプレイ周りの問題点も指摘されていますが、筆者の端末ではそうした現象していません。
初期ロットゆえの不具合の可能性も高いため、今から購入される方は心配する必要もあまりないでしょう。万が一不良品をつかまされても、Amazonなら返品・交換もそれほど面倒じゃありませんしね。
新型Fire HD10ははっきり言って買い!
Fire HD10をたとえばiPadと比べると、そりゃあiPadの方があらゆる点で性能的には優れていますよ。
でもね。
AmazonのFire HD10は¥15,980。
10.2インチのiPadは¥34,800~。
半分以下の値段です。
家で電子書籍や動画を見たり、WebブラウジングやSNSのアプリを操る分にはFire HD10で全く問題はありません。
それにこれだけ安ければ、およそ2年のサイクルで訪れるモデルチェンジの時に気軽に買い替えでもできちゃいます。
しっかりとした性能のタブレットを大切に使う。
というのももちろん正しいんですが、Fire HD10のように高コスパのタブレットをモデルチェンジごとに買い替えて、常に最新のモデルを手にしておく。というのも十分にアリなわけです。
Amazon Fire HD10は、そんな方に間違いなく自信をもっておすすめできるタブレットです。
もちろん、旧型からの買い替えを検討している方は新型でさらに幸せになれること間違いなし!
あ、ちなみに新型と旧型でサイズは全く同じなので、ケースは流用可能です。