こんにちは、タイの晩ごはんです。
日本でも緊急事態宣言が全国に拡大されるようですが、ここバンコクも引き続き非常事態宣言下にあります。
4月16日時点でのタイにおける新型コロナウイルスの累計感染者数は2672人。
一日あたりの感染者数は16日は29人と減少傾向にあるようですが、海外で足止めされていたタイ人が今後ぞくぞくと帰国する予定のようで、まだ予断は許しません。
バンコクに暮らす日本人の数は4万人とも5万人とも言われています。
観光ビザや留学ビザなどの短期で滞在していた日本人は今回のコロナ騒ぎでその多くが帰国したようですが 、就労ビザやリタイアメントビザなどの長期滞在ビザの方たちは私たち夫婦を含め、タイ・バンコクにとどまっているようです。
そのことを実感したのがこちら。
バンコクの日本人御用達スーパー、フジスーパーに買物があったのですが、平日の昼過ぎにも関わらず、空いているレジはないほどの賑わいでした。
フジスーパー以上に多くの買い物客がお訪れています。
ただし、こちらの客層は半分くらいがタイ人かな?
ドンキは気軽に日本の食品やアイテムが購入できると、地元タイ人にも大人気のようです。
実際、このコロナ渦の中で、ドンキは3月30日に2号店をサイアムにあるショッピングモール「The Market Bangkok」内にオープンしました。
1号店は日本人が多く住むトンローエリアにあるのに対して、2号店はバンコクの商業エリアのど真ん中であるサイアム、それもセントラル・ワールドの向かい側に出店したのですから、タイ人をターゲットにしているのは明白でしょう。
話が逸れました。
短期ビザでタイに滞在している日本人が今回の騒ぎで帰国するのは当然として、仕事などで生活拠点をバンコクにしている人たちがとどまっているのもこれまた当たり前の話でしょう。
スーパー、薬局以外の多くの商業施設は閉鎖されていますが、多くの会社は通常通り営業しています。
会社からの帰国命令がない限り、仕事を放り投げて帰るというのは難しいですよね。
働く夫をバンコクに残して、妻と子供は日本へ帰る…という選択もあるのでしょうが、空港での検疫、公共機関の使用禁止、2週間の隔離、そして海外帰りという周囲からの冷ややかな視線…というのを考えると、帰りたくてもなかなか帰れない、という方も多いのかもしれません。
どちらにせよ、これだけ世界中にコロナウイルスが蔓延している中、どこが安全とはいい切れませんから、バンコクにとどまるというのも、これはこれで正しい選択なのかもしれません。
私たち夫婦も、今のところはバンコクに残る予定です。
引き続き、異常事態宣言下のバンコクの日常の様子をお伝えしますので、コロナ騒ぎが収まったらまたぜひタイにお越しください。