タイの晩ごはん

日本での仕事を辞めてタイに移住。ライターとして生計を立てています。非駐在日本人夫婦の生活をご覧ください。

バンコクで鳥刺しが食べられる!「鳥屋 花」に行ってきた

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こんにちは、焼き鳥大好きタイの晩ごはんです。

最近は焼肉よりも、焼き鳥の方に食指が動く…。これも歳のせいでしょうか?

それはともかく、バンコクには日本式の焼き鳥を提供している店(居酒屋)が何件もありますが、今回は「鳥屋 花」さんに行ってきました。

お目当てはもちろん焼き鳥!ではなく、鳥刺し。

実はこの鳥屋 花さんでは、日本でも南九州以外ではなかなかお目にかかれない鳥刺しが食べられるのです。

鳥屋 花さんは、日本に本店を置く鶏肉料理の専門店。

バンコク店の創業は12年になるそうですから、バンコクの居酒屋の中では老舗と言っても良いのではないでしょうか。

店内は1階のカウンター席だけではなく、2階のテーブル席、そして3階には半個室も用意されています。

この日は予約を入れた上で、禁煙の2階テーブル席を案内してもらいました。

まずは、おつまみ3種盛り180B(≒¥720)。

全部で7種類用意されているおつまみの中から、自分の好きなものを3つチョイスできます。

この日オーダーしたのは、左から鶏皮ポン酢、鶏レバーの柔らか煮、そして砂肝にんにくオイル。

鶏皮ぽん酢が美味しいのは当然のこととして、鶏レバーもさすがは鳥料理専門店のクオリティ。これだけでビール1~2杯は軽くいけちゃいます。

続いては、大本命の鳥刺し!

部位ごとにも頼めますが、せっかくなので盛り合わせ(600B≒¥2,400)を頼みました。

仕入れによって内容は変わるそうですが、この日は鶏むね、鶏もも、ささみの炙りの他、ハツ、砂肝などのホルモンがラインナップ。

豊富な薬味を添えて、醤油、ぽん酢、ごま油の好きなタレでいただけます。

表面を軽く炙ってありますが、中はほぼ生。これぞ鳥刺し。

鶏肉は元々クセがないので、刺し身にするとその微妙な味わいがダイレクトに味わえます。

個人的には、やはりももの炙りが一番。

鹿児島で食べるのと比べるとどうしても割高だと感じてしまいますが、ここはバンコクですからね。

このレベルの鳥刺しが食べられるだけでありがたい。

もちろん、焼き鳥もいただきました。

左から手羽先、せせり、ひれ、ねぎま。

焼き鳥は全て1本35B(≒¥140)とリーズナブルですが、焼きの技術はさすが。

下手な人が焼くと食感も悪くて残念な味になるのですが、鳥屋 花さんの焼鳥は表面はパリッと、中身はジューシーで、これぞ焼き鳥!という美味しさです。

続いては軟骨、かわ、はつもとにうずら。

はつもとは、ハツ(心臓)の根本の部分。こういった珍しい部位がいただけるのも、専門店のいいところですね。

焼き鳥の締めは、しいたけ、ぼんじり、はかまにつくね。

焼き鳥は基本的に塩が好みなんですが、つくねはやっぱりタレですよね。

焼き鳥の満足度もかなり高い。

鳥屋 花の名物だという、博多水炊きもいただきました。

水炊きは一人前のほかハーフもあるのですが、これはハーフ鍋(300B≒¥1,200)。

ハーフと言ってもかなりのボリュームで、2人で食べても十分な量です。

博多の水炊きといえば、鶏ガラを徹底的に炊き出した白濁したスープが特徴ですが、その点で言うとこちらの水炊きはちょいと物足りない。

最後に、サービスのカスタードプリンを頂いて〆。

久しぶりに鳥刺しと、充実の焼き鳥、水炊きを堪能しました。

この日はアラカルトでしたが、鳥屋 花さんでは飲放題付きのコースも提供しています。

水炊きコース
  • おつまみ3種
  • 白菜サラダ
  • 生キャベツネギ味噌
  • 焼き鳥盛り合わせ
  • 竜田揚げ
  • 水炊き
  • 〆雑炊
  • デザート
地鶏焼きコース
  • おつまみ3種
  • 白菜サラダ
  • 鳥刺し盛り合わせ
  • 焼き鳥盛り合わせ
  • 鉄板焼き
  • 竜田揚げ
  • 〆雑炊
  • デザート
ドリンクメニュー
  • 生ビール
  • ウイスキー(ハイボール)
  • 芋・麦焼酎
  • 日本酒
  • ワイン
  • 梅酒
  • 甲類焼酎メニュー(ウーロンハイ等)

 

どのコースもコミコミの1,000B(≒¥4,000)で、3時間の飲み放題付。

我々は奥さんがそんなに飲まないこと、鳥刺しと焼き鳥に加えて水炊きも食べたかったのでコースにはしませんでしが、料金的にはどっちもトントン。税金などがコミコミの分なだけ、コースの方がお得かも?という感じでした。

しっかり飲みたい!という人にとっては、この飲放題付きコースはかなりお得なのではないでしょうか。

 

鳥刺しは処理を間違えると、カンピロバクター汚染による食中毒が心配です。

鳥屋 花さんについては事前にしっかりと確認した上で鳥刺しをいただきましたが、あくまでも自己責任となります(我々は問題ありませんでした)。

逆に言うと、やはり鳥刺しはどこでも食べられるものではないということなので、バンコクで鳥刺しをいただける鳥屋 花さんはやはり貴重な存在と言えるでしょう。

 

鳥屋 花 バンコク店の場所はこちら。

 

バンコクでも鳥刺しを食べたい!

焼き鳥をつまみながらしっかり飲みたい!

という人にはおすすめの、鳥屋 花さん。

機会があれば、一度その暖簾をくぐってみるのはどうでしょうか?

 

今日もごちそうさまでした。