こんにちは、一時帰国からバンコクに戻ってきたタイの晩ごはんです。
一時帰国中によく聞かれたのが、「タイでは普段何を食べているの?」というもの。
答えは「日本で食べているものとそんなに変わりません」。
もちろんタイ料理も好きでよく食べますが、特に家でつくる晩ごはんは日本で食べているものとそこまで大きく変わりません。
食材や調味料など、日本と大きく変わらないものがバンコクでは容易に調達できるのも大きいですね。
そこで今回は我が家の定番メニューの一つである、鶏むね肉と玉ねぎの蒸し焼きをご紹介しましょう。
【材料(2人前)】
- 鶏むね肉:二枚
- 玉ねぎ(大玉):1個
- 酒:大さじ2~3
- 醤油:大さじ2
- 味醂:大さじ2
- 塩・胡椒:適量
- ニンニク:ひと欠け
まずフライパンに油と潰したニンニクを入れ、弱火でじっくりニンニクの香りを引き出していきます。
その間に鶏むね肉は火が通りやすいように、皮目の反対側をスプーンでブスブス刺して、塩・胡椒で下味をつけます。
フライパンを中火にして、鶏むね肉を皮目から焼いていきます。
皮に焦げ目がついたらヒックリ返し、1.5~2cmほどにスライスした玉ねぎを加えます。
玉ねぎはお肉の上に覆いかぶさるように乗せましょう。お酒をふって、蓋をしたら中火の弱火でじっくりと火を通していきます。
そのまま15分ほどじっくりと蒸し焼きにし、火が通ってきたら醤油と味醂で味付け。
鶏むね肉の中までしっかりと火が通れば完成です。
食べやすい大きさに切り分け、上からたっぷりの玉ねぎとタレをかけていただきましょう。
では、こちらが本日の晩ごはん。
どうしてもパサついてしまいがちな鶏むね肉ですが、じっくり火を通すことと玉ねぎの効果でふっくらジューシーに仕上がります。
飴色に染まった玉ねぎと鶏むね肉を一緒に頬張ると、玉ねぎの甘味と鶏肉の旨味が口いっぱいに広がってなんとも幸せ。
この料理は玉ねぎが半分メインのようなものですから、たっぷり使ってください。
ビールや焼酎はもちろん、ご飯もどんどん進む味。
今回の付け合せは葉野菜にしましたが、キャベツの千切りを添えても美味しいタレを吸い取ったキャベツが抜群なのでオススメです。
冷めても美味しいので、お弁当にもピッタリですよ。
タイに住んでいても、一番多く作るのはやはり日本で食べていたもの。
タイならではの食材を使った料理のレパートリーも増やしたいところですが、慣れ親しんだ味というのはやっぱりホッとしますよね。
とはいえ、せっかくバンコクに戻ってきたのですから、タイで食べられる美味しいものや変わったものも引き続きご紹介していきたいと思います。
今日もごちそう様でした。