こんにちは、コーヒー大好きタイの晩ごはんです。
バンコクでは街のいたるところにコーヒースタンドがあり、40~50B(≒¥140~175)ほどで美味しいコーヒーをいただけます。
とはいえ、毎日コーヒーを外で買うのも金銭的にバカになりませんし、タイではうっかり言い忘れると砂糖とミルクをドバドバ入れられてしまいます(日本のブラックコーヒーという概念はタイにはない)。
我が家はもっぱら自宅でコーヒーを淹れていますが、ドリップコーヒーではなく、コーヒープレスを使っています。
コーヒープレスとは、専用のプレスメーカーを使って淹れるコーヒーのことで、我が家ではbodum製のプレスメーカーを使っています。
こんなの。
ティープレスのコーヒー版ですね。というよりも、元々はコーヒープレスが先なんだとか。
それはさておき、コーヒープレスには一般的なドリップコーヒーとは異なる特徴があります。
【コーヒープレスの特徴】
- 淹れるのが簡単。
- より深いコク。
- 舌触り。
ハンドドリップはコーヒー豆を蒸らしたり、お湯の注ぎ方などに慣れが必要。上手に淹れるのに工夫する楽しさはありますが、慣れるまではちょっと大変かもしれません。
その点、コーヒープレスは基本的にお湯を注ぐだけなので誰でも簡単に美味しいコーヒーが淹れられます。
また、コーヒーフィルターを使わないためコーヒーのオイルや細かな粉もそのまま抽出され、より深い味わいのコーヒーを楽しむことができます。同じ理由で舌触りも重みのある感じに。逆にドリップコーヒーではスッキリとした味わいのコーヒーとなります。
では、以上の点を踏まえて実際にコーヒープレスでコーヒーを淹れてみましょう。
まず、豆をミルで挽きます。
ミルは手動でも電動でも良いんですが、じっくり抽出するコーヒープレスでは粗挽きに挽いたほうがよろしいでしょう。
お湯を注ぎます。豆が新鮮だと膨らんでくるのでそれをまち、膨張しきったらお箸などで4~5回突き刺すように軽く撹拌させます。
あとは蓋をして4分たったらプレスし、グラスやカップにコーヒーを注ぎます。
こちらが完成したアイスコーヒー。
まったりと濃厚な味わいのコーヒーを楽しめます。
ただし、コーヒープレスで淹れたコーヒーは時間が経つとコーヒーの成分が底に沈んでしまうため、時折かきまぜてやる必要があります。
今回は写真用ということでグラスに注ぎましたが、我が家では普段はフタができるタンブラーに入れて飲んでいます。簡単にかき混ぜられますからね。
もう一つ、コーヒープレスの弱点がプレスメーカーの分量のコーヒーしか淹れられないということ。
当たり前といえば当たり前なんですが、来客時などにたっぷりコーヒーを淹れたい場合はドリップコーヒーの方が便利ですね。
コーヒー豆の味わいがダイレクトに楽しめるコーヒープレスですから、その分豆も新鮮なものにこだわりたい。
我が家がいつもコーヒー豆を購入しているのがこちら。
Inthamaraソイ20にあるコーヒーショップで、豆をレストランやホテルに卸すのが本業のようですが、直接訪れると新鮮なコーヒー豆が安く手に入ります。
何種類か豆がある中で一番美味しいこちらが、「アラビカ・プレミアム」。500gで200B(≒¥700)はお買い得じゃないでしょうか?
店の詳しい場所はGoogle Mapでご確認ください。
ちなみにこのコーヒーショップ、挽いた豆も購入可能ですが、すごく細かく挽いているので(タイではコーヒーはエスプレッソ・マシーンで淹れるのが一般的なので、それように極細挽になっている)、豆のまま買うのがおすすめです。
コーヒースタンドでカプチーノなどをいただくのももちろん美味しいんですが、新鮮な豆をコーヒープレスを使って淹れると、誰でも簡単に本格的な美味しいコーヒーが味わえます。
そういえば、確かスタバでも一杯ずつコーヒーを淹れるときにはコーヒープレスを使っていましたよね。
ぜひ一度、コーヒープレスで淹れたコーヒーの味をお楽しみください。
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今日もごちそう様でした。