こんにちは、沖縄に帰省中のタイの晩ごはんです。
沖縄で楽しみにしているのは、何と言っても沖縄そばを食べること。
ウチナーンチュ(沖縄人)にとって、沖縄そばはソールフードですからね。
そんな沖縄そば屋さんの中でも帰省時に必ず寄るのが、「浜屋」さんです。
浜屋といえば、沖縄そば好きで知らない人はいない、名店中の名店。
店内には有名人の色紙がびっしりと飾られていて、最近では地元の人だけではなく観光客も押し寄せて行列になっているようです。
自分もかれこれ30年近く通っていて、那覇空港から直行するほどお気に入りの店。
この日も沖縄に降り立ったその足で浜屋さんに向かい、大好きな「ゆし豆腐そば」を注文しました。
こちらがそのゆし豆腐そば。ご飯はデフォルトでセットになっています。
ゆし豆腐とは豆乳ににがりを打って、固まり始めたものをそのまますくったもの。
ふわふわの食感とほのかな塩味のゆし豆腐が、豚骨ベースで塩味という浜屋の独特のスープと一体になったこの味は他に代えがたい。
自分はこのゆし豆腐に、ちょっぴり醤油を垂らしていただくのです。
ところがこのゆし豆腐が届いた瞬間、思わず「小っちゃ!」と呟いてしまいました。
そう、目に見えて明らかなほど、ゆし豆腐そばがスケールダウンしているんです。
念のため、過去の写真を掘り返してみると…
これは2014年の写真。
角度は違うんですが、明らかにゆし豆腐の量が違いますよね。
それだけではありません。器自体も小さくなっているんです。
これは2019年のもの。
ご飯茶碗と比較すると、いかに今の浜屋そばの量が減っているかが分かります。
しかも、量は減っているのに値段は上がっているんです。
2019年時点でのゆし豆腐そばは550円。
それが今回は、850円でした。
つまり値段は上がっているのにも関わらず、量は減っているんです。
このご時世ですから、値段が上がるのは仕方ありません。もともとの値段が安すぎたというのもありますし。
ただですよ?
値段を上げるなら、せめて量はキープしてほしい。
今の浜屋さんのそばは、「大」でも昔の「小」なんじゃないかと思うほどの量のショボさ。
味だけは昔から変わっていないのが、唯一の救いでしょうか。
自分は浜屋さんのそばが大好きで、ずっと通って来たからこそのお願いです。
今のままでは悲しすぎます。
どうか、値段は上げてもいいので、昔の量に戻してください。
今日もごちそうさまでした。